戸田惠子さん。
先日「60歳のラブレター」でも、
パーティのバシッときめたドレスとヘアメイクは
カッコ良かったなー。
ということで、図書館から借りてきました。
インタビュー記事には、40代後半の私にも
思いたあたることばかり!
「時間を大切にしなければ」と頭ではわかっていても、
きれいごとではすまない。
目の前のことに追われ、
なんとかこなして、
その積み重ねで日々が過ぎていく、
という感じですね。」
分かる。
その内容は違うけど(笑)。
むかし、中島みゆきさんが出した小説
『女歌』の中で、
コンサートから帰ったみゆきさんが、
自分のものをバスタブで洗濯してから
お風呂に入って、と、書いてあって、
ええええーーー。
と仰天でした。
でもそんなもんなんでしょうなあ。
人によるのか。
戸田惠子さんも、地方公演から帰ったら、
荷物を片付けなきゃ、などと、
「雑用や瑣末なこともことなさなければならないし、
人生の残り時間と、自分のできること、
日常と雑用のせめぎあいですよ」
と。
そんな現状を乗り切るためには、
「集中」
と、
「寸暇を愉しむ」
忙しくても、
ちょっとでも暇があればライブを観に行くし、
まとまった休みが取れると必ずニューヨークへ
舞台を観に行く、と。
それだけなら、勉強熱心という感じですが、
戸田さんは
おしゃべりの時間も大切にしています。
人とのおしゃべりも大切な自分時間だから、と。
これだ!
いままで読んだ時間を有効に使う本や、
自分時間を楽しむ、みたいな本には、
おしゃべりの時間を楽しむ、という項目はなかったんですね。
でも、忙しくても(もちろん、私などヒマ人の部類ですが)、
友達と会っておしゃべりをするくらいの
楽しみを自分にあげられないなんて、
そんな「有効な時間活用」はいやだなー。
戸田さんの言葉は、
ふつーの生活をしている私にも
ぐっと説得力をもって迫ってきました。
図書館にバックナンバーがあったら、
読んでみてねー♪