こんばんは。
さっき、うっかり出しっぱなしになっていた洗濯物を取り込んだら、
雪が降っていました。細かな雪です。
人差し指でいえば、第二関節くらいまで伸びたチューリップの芽が
心配ですが、花は勁しですからきっと大丈夫。
寒かったり暖かかったりしますが、それでも、着実に春に向かっている
感じですね。
唐突ですが、私は「如月」という言葉や響きがひどく好きなのですが、
その元をたどれば、『ブラック・ジャック』の如月ケイ先生に辿りつく
のではないかと。
如月恵(めぐみ)は病気のために、いっそ男性に性転換手術をして、
船医として生きることを選んだ(名前も、めぐみからケイに変えた)
ひとで、その手術を執刀したのが、恋人でもあったブラック・ジャック
でした。
やさしい雰囲気と理知的な話し方が、ブラック・ジャックに登場する
女性の中ではめずらしいタイプだった気がします。
ブラック・ジャックの事故で亡くなった母親はやさしく美しい人でしたが、
如月先生のような精神的な逞しさはなかったし、ピノコはなにしろ幼女ですから。
美人だけれどヒステリックな女性や、たくましいお母さん、勝気な女学生、
いろんな女性が出てくるんですけど、如月先生はほんとうに別格だった。
ブラック・ジャックの恋人から、船を降りた時に会う親友になった如月先生は、
女性のやさしさと、男性のたくましさを併せ持ち、荒くれぞろいの船員たちに
一目置かれつつ、慕われてもいるようでした。
如月ケイ先生、たまにしか登場しませんが、好きなキャラクターでしたね。
というわけで、如月。好きな言葉です。
おやすみなさい。