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人を殺した夢。
誰を殺したとか、どういう風にして殺したとかははっきりしていないんだけど、
殺したのが自分で、死体を隠さなければ、と、ひどく動揺しているんです。
外に警察が来ているのも分かっている。
暖炉に遺体を引きずっていって証拠隠滅しようとしている…、
いま焼いても、間に合わないのに、夢だから一瞬で燃え尽きそうな気がしていて…
そうだ、横溝正史の金田一耕介シリーズにあったぞ、
「恩田」の顔がやけどしていたから、遺体の身元が分からないってやつが。
靴下を破って突き出た長い足の人差し指でばれたんじゃないかなー。「恩田」って、
なんに出てきたんだっけ。なんて、そんなことを考えながら、警察がドアをどんどんやっている
中で、作業続行しているんだ…
もう終わりだ、見つかったら殺人罪で逮捕されるんだ、と、半泣きみたいな気持ちでいながら、
金田一耕介シリーズのタイトルを思い出そうとしていた私。
夢から覚めても、しばらく、もしかしたら、これは刑務所でみている夢?と、信じられない気持で、
現実に戻ったんだ~と分かってからも、あの切迫感は半日くらい残っていました。夢なのに。
みなさんは、「夢で良かった!」と思った夢はありますか?