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低次元で申し訳ないんですが、
「大人に怒られなくなったこと」。
親や祖父母にやたら怒られてましたもんね、子どものころは。
そんなに悪い子でもなかったんですけど、
食事中にご飯の一粒でも床にこぼそうもんなら、
もう鬼のように責められました。小学校低学年の
頃は、泣きながら床に這いつくばって米粒を拾っていた
気がする。ほとんど毎晩泣かされていたんじゃないかなー。
だからご飯の一粒も残さないように食べています…って
感謝してないもんなあ。ほとんど好き嫌いなく食べていたんだから、
そんなに怒らなくても良かったといまでも思う。
むしろ、そんな教育のおかげで、人と食事をするのが今でも怖いところがあるよ。
なにかで相手が自分を怒るんじゃないかとひそかに。
いやだね。子どもをむやみに怒る大人って。
でも子どもは弱い存在だから、大人たちに怒られたら、
自分は悪い子なんだーと思ってショボンとするしかないわけで。
いま、実家には父しかいないんだけど、昔みたいに
頭から怒られることなんかないし、
小皿にとった醤油が多かった、なんてことがあっても、
なーんも言われない。大人同士ですからね。
あ。
怒られるとか、そういうのも嫌でしたが、
子どもって、世界が見えてない感じじゃないですか?
じつは大人も機嫌次第で怒ったり怒らなかったりするんですけど、
その辺が分かっていないから、いちいち凹むというか…
いまなら、学校の先生も、親も、祖父母も、近所のおばさんも、
お店のおばさんも、みんな「大人」じゃなかったんだな、と分かります。
そうですね。
そういうことが見渡せるようになったことが、
大人になって良かったこと、かな。
45歳、押しも押されぬ大人よね(笑)。
みなさんが大人になって良かったことは、なんですか?