これを書いたら、そうとうヤバいかなーと怯えつつ。
私は長い髪フェチでした、若い頃。
二十歳頃だったと思いますが、長身痩躯で長い髪が腰まであるという、
当時の私の好きなタイプの女性のあとを、10メートルほど
ふらふらとついていったいった過去もあるほどだ。
友達に話したら、それは相当ヤバいと言われた。
自分でもそう思ったが、でも、長い髪に弱いんだ!
ただ長ければいいってもんじゃなく、長身痩躯とセットなんですけど。
たぶん、中学生時代好きだった、松本零士の描く女性の
刷り込みだと思う。好きだったのは、松本零士のマンガそのものより、
あの特殊な体型と顔型の女性たちなんだが。
あの、切れ長で顔の横幅ぎりぎりまでの長さを誇る眸と、
いまどきのつけ睫毛の流行を予見するかのごとき、
長くて重そうな睫毛よ!
そんでもって、あの独特にほっそりした体型。
上半身はただ細いんだが、太ももは一応太いんです。
でもひざ下はまた細いんだが。
中学校から高校まで、試験で時間が余ると、いつも
松本零士的美女たちか、森茉莉の『甘い蜜の部屋』 の
モイラを描いていた…モイラは長い髪でもないんですけどね。