今年の7月に皆既日食が見られるらしいのです。
ラジオでそんな話をしていました。
それは楽しみだ…皆既日食、小学校のころに一度経験しているような
気がするんですが、本当だろうか。
流星群も見られるそうです。肉眼で。それも楽しみだ。
でも、このラジオ番組を聴いていて一番よかったのは、
DJの男性が、
「よく、この宇宙の広大さに比べたら、人間の悩みなんてちっぽけなものだ、
といいますが、あれは悩んでいる自分がよけい取るに足らないものに思えて、
よくないと思うんです。
それより、人間は小さな存在だけど、悠久の宇宙の謎に挑めるんだぞ、
と思う方がずっといい」
私、運転中だったんですが、思わず膝を打ちそうでした。
そう、そうなんですよ!
子どもの頃から、小さなことにくよくよ(でも大きなことには意外に悩まない)
してきた菅たんですが、なにが厭って、人間の存在なんて、宇宙に比べたら、
とか、大自然の前ではそんな悩みなどちっぽけなものだ、という言い方が
ほんとうに厭でした。
わかってるよ、自分の小ささも、悩んでいることのつまらなさも!
だからって、そこに宇宙をもってきたって、悩みは解決せんわい!
なんかね、悩んでいること自体を卑小なものだと言われるようなたとえがいやでしたね。
「宇宙の謎に挑める人間」
星空を眺めるたびに、蘇りそうないい言葉だと思います。