子どもの頃、かんたんな手品や実験が好きでした。
理科は嫌いだし、苦手なんですけど、
家で、たとえば、ソーダ水の中に葡萄の実を浮かべてその
浮き沈みをみていたり、
浅い皿に火のついたロウソクをたてて、そっと、コップをかぶせると、
コップの中に水がすぅーーっと入ってしまうとか、
バナナを皮を剥かないで、バラバラに切ったてしまう方法とか、
そういうのをよくやってました。
ロウソクをつかった実験は、よく考えると子どもがひとりで火をもてあそぶわけで、
危険だったわけですが、あまり咎められることもなく、好きなだけ実験していました。
ロウソクとクレヨンを一緒に溶かして、卵の殻に注いで、好きな色の卵型キャンドルを
作るというのは、たぶん、子ども会の廃品回収でみつけた女性誌にあったんですね。
小学生の私には、その女性誌(たぶん、「女性セブン」)はかなり難解でしたが、
キャンドル作りは、写真でも作り方を説明していたので、案外簡単にできたわけです。
あ。
バナナの皮を剥かないでバラバラにする手品、一度だけクラスの「お誕生会」
で披露したことがありますね。誰かが、タネあかしをしたらどうしよう、と思っていたんですけど、
みんな素直に「すごーい」とウケてくれたので、うれしかったな。
しかしなぜ手品なんだ。そんな女子はほかにいなかったよ。
バナナをみると、手品を思い出すんですよね。
みなさんは、手品ってやったことはありますか?