ははは。三宅智子さんのブログのタイトルに昼ドラ、とあって、
つい思い出してしまいました。
ご覧になっていた方、いらっしゃいますか?
「オズの魔法使い」の舞台に感動して、女優になりたいと
憧れた、ちひろの、成長と復讐の物語。
お抱え運転手だった男の裏切りから、父は自殺。
それまで裕福なお嬢様だったちひろと母は、
一転、母の弟を頼ってラーメン屋の住み込みで働く境遇に。
あらなんか、「ガラスの仮面」っぽい。
でも、ちひろちゃんは育ちがいいせいか、
素直で前向き。お母さんの心の希望なんだ。
ちひろの夢だけは叶えてやりたい、と願う切ない母心。
でも、待っていたのは、母の死と、孤児になった自分を
引き取ろうというのが、あの元運転手という最悪の展開だ。
ボロボロの服を着て、今は社長となった運転手の息子と、
その仲間たちから苛め抜かれるちひろ。
彼女の唯一の希望は、女優になることだけ。
そんなちひろの前に現れたのは、藤村俊二演じる、なぞの老紳士。
洋服をプレゼントをしたり、
演劇について、アドバイスしてくれたり。
って、書いていてもきりがないんだが。
ついね。えへへ。
印象に残っているのが、
「負けないもん、負けるもんか、負けてたまるか!」
というセリフ。
少女時代のちひろが、「あなたの好きな言葉は?」
と、オーディションで問われて答えるシーン。
お父さんが、会社が倒産した時、
同じ言葉を、明るく叫ぶんだよね。
お父さんは負けないよ、って。
でも、耐えきれなくて、自殺を選んでしまったんだ…。
ちひろちゃんのお母さん役が斉藤慶子さんだったり、
意地悪な叔母さん役が岩崎良美さん、ほかに伊藤かずえさんなど、
ほんとうに脇の女優さんたちも良かったなー。
毎日、毎日、続きが楽しみだった。
いま、ネットで検索したらDVDやマンガまで出ていたんですね。
知らなかった…
見ていたのは、マタニティな夏だった。その後、育児でバタバタして、
すっかり昼ドラも遠くなったけど。
みなさんは、昼ドラにはまった経験ありませんか?