魔女がでてきたり、
タイトルに魔女がつく作品はいろいろありますよねー。
「奥さまは魔女」
「魔女の宅急便」
「小さい魔女」
「魔女ジェニファーと私」
「ライオンと白い魔女」
「エコエコアザラク」
「魔女メディア」
マンガあり、児童文学あり、ですが。
……で、まあ、当ブログはタイトルに魔女を謳っていることでもあるし。
ちょっとここらで、魔女についてとりあげてみるのも、一興かなーと。
てはじめは、グリム童話から。
「ヘンゼルとグレーテル」。
お菓子の家って、すんごい発想ですよね。
壁がカステラで、屋根がチョコレートで葺いてあって、
窓ガラスが氷砂糖で。
挿絵つきの絵本だと、もうそのページだけうっとり眺めたもんです。
吉田健一(吉田茂宰相の息子。麻生大臣の伯父、文学者、故人)が
『舌鼓ところどころ』(中公文庫)のなかで、
「ヘンゼルとグレーテル」をとりあげていまして、
グレーテルが魔女をうまいこと誑かして、窯に押しこめてしまうと、
魔女がパンになってこんがりと焼き上がり、
そのわし鼻がいかにも旨そうだった、みたいなことを書いているのですが。
そんな「ヘンゼルとグレーテル」、私は読んだことがないんですが。
みなさんは、ありますか?
魔女がパンになっちゃうバージョンの「ヘンゼルとグレーテル」。
吉田健一の創作だったのかなあ。
魔女のわし鼻パン情報、お待ちしています。