というわけで図書館愛好家の菅原です。
利用歴40年近いヘビーユーザー(笑)。
岩井俊二監督のLove Letterもそうでしたが、
図書館の帯出者カードに記された名前って、
気になりますよね。
私も自分の前に、いつも書かれている名前が気になりましたね~
いつも私の一歩先を行く憎いあいつ。
ま、残念ながら相手は卒業した女生徒なんですが。
私、高校の図書館では、全集制覇に燃えてました。
あんまりそういう人っていないもんですが、三島も川端も谷崎夏目~とにかくみんな、彼女が二年先に読んでいる。
「菅原さんって、いつも何かと戦っているんですね。」
大食い王のスタッフさんに指摘されたことがあります。
鋭い!
個人全集は、真ん中から読むのが、コツです。
一番脂が乗って旨い。
って魚の食べ方みたい。
手書きの貸し出しカードって、まだ残っているのかな。
あ。
でも最近は、貸し出した本のリストを挟んでくれますよね。
返却予定日も入って、便利。
時々、借りた本に、あの紙がペラッと入っていますが。
自分とおんなし本を借りた誰かさんが、
こんな本を読んだんだ~と興味深いものがあります。
時代が変わっても、どこかで、前に読んだ人の影を感じたいのかも。
そんな「耳をすませば」体験、ありませんか。