歩きながら、食べてきた。その3 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

eeeeee

私、自転車に乗れるようになったのが、遅かったんですよー。


たぶん、小学5、6年生くらい。



たんに運動神経が悪かった、だけなんですが。


という事情があり、毎週土曜日ともなると、18冊の本を入れたカバンを


「たがいて」市立図書館まであるいていました。



…なにげなく、出てしまいましたが。


「たがいて」って、「持ち上げて運ぶ」って感じの意味です。


「運ぶ」だけだと、ちょっと違うみたい。



なんで18冊かといえば、当時、6人家族で、


家族全員分のカードで本を貸出していたからなのだった。


って、こんなのはふつーですよね本好きの子供なら。



図書館まで2kmはあったかなあ。


冬なんか、雪道だからなおのこと、遠く感じられましたなあ。


そこで登場するのが、市立図書館周辺のたべもの屋さんですよ。


といっても


いまのように、コンビニエンス・ストアがあちこちにあるわけではなく、


なぜか、


お肉屋さんのポテトサラダ、


を、食べながら歩いていました。


コロッケならわかるけど、ポテトサラダ…。


きっかけは、例の、ひとつ年上の幼馴染に奢ってもらったことなんですが、


お肉屋さんのコロッケが美味しいというのは、


よく耳にしますが、いやー、ポテトサラダもおいしい!!



隠し味になにかつかってるなーとは、子供心にも感じていたのですが、


たぶん、和辛子をつかっていたんじゃないかと。


マスタードより、お湯で溶いて練った、和辛子。

ピリッ、ツーン、がなんとも言えない。


高校生になって、ふと、あのポテトサラダを食べたくなって、


例のお肉屋さんに酔ったら、もう、ポテトサラダは置いてなかった。


お肉屋さんのポテトサラダ、もう一度食べたいなあ。