恋愛の不思議 | Life goes on

Life goes on

世界が変わっていく。周りが変わっていく。いつのまにか、自分も変わっていく。

インドの彼と話をした。


彼と話すのは2週間ぶりだった。最後にスカイプで話したときは、テレビ電話のように話していたので、私の部屋が見たかったらしく、何度も「見せて」といわれた。


だけど、私の部屋は散らかっていて、女の部屋と思えないようなものだった。これで、彼がひいてしまうのではないかと思い、ためらっていた。かわいいものもなく、個性があるわけでもない。しいて言うなら、ぬいぐるみがベッドの片隅においてある程度だった。


彼の何回にもわたる申し入れに、私はうんざりしてきて、どうして見せなくてはならないのかとイラっとしてきた。彼も彼で、どうして見せないのか分からず、イラっとしていた。お互いにイライラしながら、他の話題のときでも会話が途切れがちになっていた。


それから、その電話の最後と言うのは、「見せない」という私の一言で終わり、彼がぷっつりとスカイプをきった。


その後、私は彼が怒ったものだとして、彼から連絡が来るまで何もしなかった。

あえて、自分から何かをいうのではなく、彼が自分の行動を自分自身でふりかえってほしかったという気持ちもある。自分の思うがままに、私が動くわけでもないことをわかってほしかった。


私が考えるように、彼がそのことについて考えていたかどうかは知れぬが、その後に連絡がくるまでに2週間たっていた。


彼は怒っていなかった。むしろ、私が「怒っているの」と聞いても、知らぬふりをする。


それがうそか本当か知れぬが、以前と同じような感覚、雰囲気でお互いに話せていた。


私はふと、彼のことを日本にいる友人に話している時に「friend」という言葉を使った。


それが癪に障ったらしく、私のことをそれからというもの[friend」と言う。


私が彼のことをどう位置づけるのか、彼は無関心を装いながらも、皮肉るようだった。


そして、彼自身は自分の気持ちを言おうとしない。私が何か言わないと、何か彼に対して好意的なことを表現しないと、自分から言ってきてはくれない。


それが何だかもどかしかったが、それが彼なんだと受け入れることにした。


何か私が彼と違うことを言うたびに、「It's up to u.」と言う。私がどうであろうと、それを受け入れようとしているようだ。しかし、彼の会話は全くそれの逆をしている。 言うことは、私との距離感を保って、私の内面を独立的に認めようとしているのに、彼の心は私を捉えようとして離そうとしない。絶えず、一体であるようなことを言う。


わがままで、自分の気持ちに正直であるからこそ、いろいろ思うことはあっても、ひきつけられてしまう。

どうしてかはわからない。彼には、どうして私が好きなのかをよく問う。彼はそれに対して、「There is no reason」とか、「why not?」みたいなおかしなことを言う。


全てのことが、はっきりと理由が分かるわけではないのだ。

それは確かにそう思う。でも、何とかして、自分が納得できるような、自分を安心させるような言葉がほしかったのだ。不安でしょうがない。


それはきっと、好きでいてほしいからだろうか。

私は、もしかすると、気づかないうちに彼が私に対する気持ちよりも、私の彼に対する気持ちのほうが強いかもしれない。