最近のスンホは、どこか様子がおかしい。
未だに一人足の向くユノのいる場所。
そこへ、花を手向ける人が、増えた。
増えたというよりは、多分。誰かが墓参りに来てるんだろう。
友人たちなら、もう15年も経つ、節目に来てくれる程度。
お義母さんは体を壊しているし、ジヘちゃんも結婚しているし、忙しい。
そう考えれば必然的に、スンホしかいない。
命日には必ず、月命日は毎月ではないにせよ。
足を運んでいたことは知っているが。
ついこの間の月命日にもユノのところへ行っていて。
月命日じゃないのに、また。
花が手向けてある。それはそれでいいけれど。
なぜ、だろう。胸騒ぎがする。
ふと、頭に。
あの牧師が浮かんだ。俺に話しかけてくるくらいだ、もしかしたら。
・・・スンホにも。
いや、そんなことありえない。たまたま俺に声をかけただけだ。
この花もスンホとは限らないだろう。
どうかしてる、俺。
