自分が大人であることを自覚した頃から
家族以外の大人と話をしたいと思った。
有難いことにお誘いを下さる周りの大人が
少ないわけではない。
しかし、なかなか誘いにのれないのは
後が怖いのからだ。
自分がとめどなく話してしまった内容に
自己嫌悪の嵐がやってくる。
本当は、直面した殆どの事象に対し、
論じたいことが山ほどある。
しかし、それを話すことで
嫌な想いをさせてしまうことも怖い。
また、自分だけが話してしまったりしてうっとうしく思われるのも怖い。
次から誘われなくなるのも怖い。
誘われた状態をキープしておきたい。
人気者でいたい。
根っからの小心者なのだ。
うっかり飲み会にでかけ、興がのってしまったとき、
後のことも考えずべらべらと話しまくる。
「○○(私のこと)節」
と節をつけられてしまうくらい毒舌かつ饒舌。
聴衆役に徹してくれた仲間たちは
大笑いし、
「○○ってこんなに面白かったのか!」
「是非、また一緒に飲みたい!」
そう言ってくれる。
その段階で私は有頂天になり、毒舌ぶりはエスカレートする。
そして、酒が冷めたとき、自分のはいた台詞達のおばけが
私を責めたてる。
そんな時、私は、パソコンに言い訳を書きなぐらなければ
生きていけないくらい欝状態になってしまう。
書く分量もひどい。
A4にびっしり3枚以上は書いている。
そうやって10年以上も暮らしてきた。
だから、家族以外の人を私から誘ったことはないし、
冠婚葬祭以外は、強引に誘われなければ出かけたことはない。
しかし、話したいストレスは家にじっとしている間も
溜まってゆく。
料理の話も聞いていられないほど仕事で疲れた夫に、
裁判制度の話は重すぎる。
そこで、今までは私の戯言をワード君(Microsoft word)が聞いてくれていた。
それだけでも、パソコンを購入した価値があったと思っていた。
ところが、最近になってブログの存在を知ってしまった。
訪問者が訪れて、私の戯言を読んでいただくだけでも
本当に有難いのに、コメントを残してくださったり、
共感してくださる方もいらっしゃる。
自分の存在価値をなんとか、子育てに見出していた
今日この頃。
小さな子供の記憶には今の時間は残らない。
だから、私がしっかり覚えていて
子供と私が今を生きた証としよう。
そのために、私は今子育てに振り回されながらも生きているのだ。
そう思っていた。
しかし、ブログを訪れていただいている方々と
短いながらもメッセージを交わしたり、訪問者の数が
日々増えている事実が、今、しっかりと私自身の存在価値を
確かめさせてくださっている。
心から感謝するとともに、
今後も大切な時間を割いてまで拙い文章をお読み頂いた
方が、不快な想いをすることがないよう、
出きるだけ誠意を込めて文章を書き残していきたい。