●1日目(78~83番)/その2
●81番/白峯寺(しろみねじ)
16時前に到着。
お大師様のお迎えです
七棟門です
護摩堂 兼 納経所です
道の突き当りに勅額門
その手前にある階段をこれから上がっていきます。
薬師堂です
行者堂です
虚空蔵菩薩様もいらっしゃいます。
三十三回忌の時にはお世話になります。
本堂です
本堂横の大師堂です
大師堂です
参拝が終わり、バスへと戻ります
白峯寺の御朱印です
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●82番/根香寺(ねごろじ)
本日最後のお寺です。
曲がりくねった山道を上って行き、到着。
仁王門です
階段を降りて階段を上がります
ウグイスの鳴き声が聞こえてきます。
可愛いですね
この雰囲気、何かいいな~
秋は見事な紅葉になるそうです。
その時に来たかったな~。
本堂です
本堂へ行くには、ぐるりとまわって回廊を歩いていきます。
たくさん観音様が並んでいて、とても厳かな雰囲気でした。
五大堂です
白猴欅(はっこうけやき)です
樹齢1600年です。
この木の下に白い猿が現れて創建を助けた事から
この名が付いたそうです。
枯れてしまったのは残念ですが、
それをこうやって後世まで語り継げていくひたむきな努力は、
見ていて じん、とします。
日本人に生まれて本当に良かった。
左手にうっすら赤く見えるのが大師堂です
読経が終わり、来た道を戻ります
仁王門前にある、牛鬼です
牛鬼です
写真で見ると大した事ありませんが、
実際見ると、結構迫力で面白いです。
牛鬼というより、怪獣です。
ぎゃおーって叫びそうです
何かネーミングが、本当に『昔』って感じですね
恐竜とか知らなかった時代で、
大きな物、力ある物といえば牛だったんだろうな。
根香寺の御朱印です
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今日の参拝が終わりました。
ホテルへ向かうバスの中。
とても静かでバスの走る音だけが聞こえて来ます。
この時間がとても好きでした。
2日目の、参拝が終わって
自宅へ向かっているバスの中とはまた雰囲気が違うんですよね。
うまく言えませんが、
静かで、疲れているけど何かのんびりしてて、
でもどこか けだるい空気が流れていて、
そして非日常な独特な時間と空間。
すごく好きでした。
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今回のホテル、『ニューグランデ みまつ』です。
最後もやっぱり洋室でした
片原町商店街です
去年7月、徳島駅すぐ近くのホテルへ泊まった時、
徳島駅を見にホテルを出たのを最後に、
その後ホテルから出る事はなかったのですが、
何かホテルの方がオススメする商店街が近くにあったので
食事までの1時間、行ってみる事にしました。
荷物を部屋へと置き、
フロントの女性に商店街の場所を聞いてホテルを出ると、
男性のホテルの方が わざわざ追いかけて来て下さり、
地図の載ったグルメクーポンを渡してくれました。
上司の方でしょうか?さすがの気配りですね
おかげで迷わず行けそうです
よし、まずは片原町商店街をまっすぐ歩き、丸亀町商店街へ。
そして道路を左折してライオン通りに入り、
片原町商店街へと戻りそしてホテルへ・・・というコースにしよう。
今18時すぎ。時計止まってるよ~
ライオン通り
取りあえず通り過ぎ、先へと歩いて行きます。
丸亀町商店街です
最初ここが丸亀町商店街だと気付かず、
そのまま片原町商店街を歩いていたら
うどんのお店が
ホテルで食事が出なかったらなぁ。
私の安い舌は、ホテルの食事よりもこっちの方がきっと美味しい。
素泊まりなら、せっかく香川に来たのだから、
きっとここで うどんを食べて、
この後 行った丸亀町商店街にあったカフェで、
1時間程コーヒー飲んで過ごした後、
ホテルへ戻る・・・というコースだな
惜しみつつ、丸亀町商店街へ。
ホテルの方曰く、一番賑やかなのがこの丸亀町商店街だそうです。
ブランドのお店いくつかもあり、
先ほどまでの庶民的な商店街という雰囲気から、
お洒落な商店街になり、とても華やかです。
ライオン通りです
丸亀町商店街と全然雰囲気が違う・・・
この両極端なのもいいでですね。
自宅近くにこの規模の商店街があったら嬉しいなぁ~
再び片原町商店街へと戻ると、もうすぐ夕食の時間です。
ホテルの方から、ホテル前にスーパーがある事を聞いていたので
そこでお菓子とコーヒーを買い、再びホテルへ。
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食後 部屋へと戻り、
コーヒーを飲みながら明日の分の納札を書いていきます。
ふと手を止めてホテルの窓を開け、外を見てみました。
全く星が見えませんでした。
香川県になると、もう大阪と同じ星空なんだな
いよいよ明日か・・・。
昨年4月から始め、1年かけた お遍路。
何事もなく無事、
明日で結願を迎える事ができて とても嬉しいです
様々な思いが頭の中を駆け巡ります。
長かった様な、短かった様な。
何とも言えない切ない思いが込み上げてきます。
この1年、
何をしていても四国の事がずっと頭のどこかにありました。
それまでに、
西国三十三ヶ所をはじめとする観音霊場や十三仏霊場、
その他の霊場にも行っていたのに、それなのに。
他の霊場は頭から離れないという事はなく、
四国遍路の時だけが なぜか頭から離れませんでした。
何回も四国をまわっている方の気持ちが、
そして、どうして今までお遍路が廃れなかったのか、
何だか分かる様な気がします。
お遍路には人を惹きつけて離さない魅力があるんですね
コーヒーを少し飲み、再び納札を書き始めます。
少しずつ最後の夜が更けていきます。
明日も皆、無事お参りができますように。
無事結願できますように。