中学・高校と不登校(五月雨登校)の末に、
大学生になった息子の話を
記憶を辿りながら書き綴っています。
この辺りでは中学の卒業式は公立高校の合格発表前にあります。
受験後、ただ発表を待っているという
なんとも落ち着かない精神状態の中の卒業式です。
娘は当時、公立高校のニ年生。
年末年始以外ほとんど休みのない部活に入っていました。
唯一、連休になるのが、
3月の公立高校の入試前後。
生徒は全員校内立ち入り禁止になるため。
娘は数日間お休みになります。
息子も公立入試とは関係がない上、ずっと学校も休んでいる。
せっかくだから旅行しないか
と、私は2人を誘いました。
行き先は東京ディズニーリゾート。
主人を置いて3人で行くことにしました。
2泊3日の旅です。
しかし、実はその3日の間、
中学校では行事が立て込んでいました。
初日は入試。ほとんどの子が公欠ですが、
2日目は卒業生を送る会。
3日目は卒業式の予行演習。
これらに出席しなくてもいいのかな？
とほんの少し心をかすめたものの、
どうせ合格発表のあとずっと休んでいるし、
家にいても欠席するだろう。
ま、いいかな
と私は判断しました。
娘のスケジュールを考えると日程をずらすことは出来ませんでした。
行くならこの3日間しかありません。
息子に聞いても
別にいいよ
ディズニーランド行きたいし
と言っています。
思い切ってその日程で行くことにしました。
息子にとっては卒業旅行になります。
家族と行く卒業旅行です。
朝早い便で羽田まで行き、現地入り。
たくさんアトラクションに乗り、
ショーを見たり、
新しいスマホでたくさん写真も撮りました。
とても楽しい3日間でした。
今も写真がスマホに残っていますが
とてもいい笑顔をしています。
娘も息子も喜んでいたと思います。
その時は来てよかったと思っていました。
しかし、後日私は後悔することになりました。
実はこの旅行の事は、今も心に引っかかっています。
本当に行ってよかったのかどうか、今もわかりません。
続きはまた。
読んでいただきありがとうございました。