以前に書いたこのブログ
私は息子を無理矢理信じ、賭けのような気持ちで予備校の門を叩きました。
河○塾や、東○、○台、など大手の予備校だと絶対に続かないと分かっていたので、ネットで必死で検索しました。
そこで偶然みつけた小さな予備校。
隣県の無名の個人経営予備校でしたが、ここなら息子に合うのではないかと思い、祈るような気持ちで説明を聞きにいきました。
私が睨んだ通り、そこの塾長がとても良い方で、そこに入れていただいたわけです。
大学合格まで続けることができましたが、
最後の最後までドキドキしていました。
高校も休みまくっていたので
朝9時からの予備校に毎日行けるのかどうかも疑問でした。
そんなリスクしかない我が息子が
予備校に行けなくなる可能性はすごく高かったため、もし行けなくなったらどうしようかと常々考えていました。
今日はそのことについて書いてみます。
まず、前提としてお話ししておかなければならないことがあります。
ウチの子はどうしても大学に行く必要がありました。それは、彼自身のコンプレックスを克服するためです。
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にも書きましたが、
大学に行った方がいいと言う私の価値観を受け継いだ息子は、大学に行かなければならないと思ってしまっていました。
と言うより、それ以前に
それまでの彼は劣等感の塊でした。
今、ブログにも少しずつ書き進めていますが、
高校受験でもいわゆる底辺校しか入れなかったため、彼は中学の同級生に対するコンプレックスが相当なものでした。
いえ、コンプレックスという生易しいものではありません。それはもう見ていて不快に思うほど卑屈でした。
そのため、自分が入学した高校を最後まで好きになれなかったのです。
その高校は劣等感の象徴でしたから。
しかし、その高校で何度も危機に陥りながらも通信制高校に転校せず何とか踏ん張ったのは、その劣等感にさらなる劣等感の上塗りをしたくなかったからです。
誤解を招きそうなので言い訳させてもらうと、
私は通信制高校がだめだとか下だと言っているのではありません。
ただ、
元々劣等感しかない高校なのに、さらにそれさえ続かず、辞めて別のところへ行く
と言う状態こそが彼の心をさらにえぐると思ったのです。
本人もそう言っていました。
話を戻しますが、
それらの劣等感を自分なりに克服する方法は大学生になることしかありませんでした。
と、私は思っていましたし、彼もそう言っていました。
しかも、そもそも周りから強く劣等感を抱き出した中学時代を知る人たちに、これ以上見下されないような大学に行く必要があると言っていました。
それは皆んながびっくりするような大学です。
いえ、世間的には全くびっくりしませんよ。
中学時代に偏差値30切ってる人間が行ってこその驚きです。
私から見たら、
別に他人はあんたの事なんて、誰もそんなに興味持ってないで。あんたが思うほどな。
と、思っていましたし、何度かそう言いましたが、本人はどうしてもそうは思えなかったようです。
私がいくら、
気にしなくていい、他の人は関係ない
と言ったところで、
本人がそう思っているのだから、
本人が乗り越えるしかないと感じていました。
乗り越えるには、自分が心から気に入った大学に入ることが一番手っ取り早いと思っていました。
だからこそ、大学受験です。
そうでなければ、専門学校で手に職をつけるのでもよかったですし、
むしろその方が就職にも有利だろうし、彼にはそちらの道が逆によかったのかもしれない。
でも、そうはいかなかったのです。
もし、私がそこで
他人の目は気にするな
別にどの大学でもええやん
専門学校もええと思うよ
などと言うのは、むしろ彼の考えを否定することになると思っていました。
楽な道を提案されるのは彼の本意ではないでしょうし、無謀な大学を目指すのも(何度も言いますが、世間的には全然無謀な部類ではなく、普通の中堅大学です。)
見守るしかありませんでした。
ですから、もし予備校に通えなくなっても
大学を諦めるわけにはいきませんでした。
それは私がというより、本人が。
私はそれを容認するだけです。
お金がかかろうが、何年かかろうが
その覚悟はしていました。
それしか無いと思っていました。
ごめんなさい、長くなるので一旦アップします。
続きます。
