中学・高校と不登校(五月雨登校)の末に、
大学生になった息子の話を
記憶を辿りながら書き綴っています。
復学支援を受けたいと思いながらも費用の事が気がかりでした。
私が最初に見つけて隅々まで読ませてもらったブログの主様に思い切ってメッセージを送ってみました。
簡単な自己紹介と息子の状況などを書き、
支援を受けることを考えているが、不安もある事を書きました。
あと、いくつかの質問。
費用はトータルでどのくらいかかったのか?
そこまで費用をかけて支援を受けて後悔はないのか?
などを教えて欲しいと。
見ず知らずの人間から、とても不躾な事ばかり書かれたメッセージがいきなり届いたにも関わらず、その方はすぐにお返事を下さいました。
費用は確かにとても高かったこと。
実際のお返事には、その方に必要だった総額の目安を書いてくれていました。居住地やそれぞれ家族の状況によっても金額が変わるとのことでした。
大学進学のために貯めていたお金を利用したこと。
でも、支援を受けて本当によかったと思っていること。
後悔した事は一度もないこと。
などが綴られた長い長いお返事でした。
何度かメールのやりとりをさせていただきましたが、本当に良い人で、とても素敵な方でした。
我が家は2人の子供たちの大学進学のためにそれぞれ学資保険をかけていました。
メールをやりとりする中で、
このままずっとこの調子なら大学進学のためのお金も必要ないかもしれない
と、思ったのを覚えています。
生まれた月からかけていた学資保険。
このお金には絶対に手をつけてはいけないとずっと思い込んでいたけど。
その方のメールには
お金は働けばまた作れるけど、時間は取り戻せない。子どもの中学生時代は今しかない、それはお金に変えられないと思いました。
というふうな事を書かれていたのですが、
本当にその通りだと思いました。
大学進学ありきのお金なんて、このまま学校へ行かなきゃ必要ないし、
このお金が必要なタイミングは、まさしく今なんじゃないかと思いました。
そして、我が家の状況ならやはりペアレンツキャンプがオススメであるとの事でした。
ただ、一つネックが、
復学支援を受けることになれば、夫の協力は不可欠である
ということ。
それはその方も強く仰っていました。
当時の我が家では夫はほとんど家におらず、全くあてに出来ませんでした。
夫は子供たちが幼い頃からとても可愛がっていましたし、よく遊んでくれていましたが教育には全く興味がなさそうでした。
子供たちの成績表を自分から見ようとした事はこれまで一度もありません。
こちらから見せた事はありますが、かと言って次の学期末に見たいと向こうから言ってくることもなく、あまり興味がなかったのだと思います。
子供二人の高校受験や大学受験の時も、受験校すら知りませんでした。
言ってもあまり覚えてなくて、いつも初めて聞くような反応だったので、だんだんと私からは言わなくなりました。
ですが、夫からも聞いて来ることもありませんでした。
そんな夫なので、協力は不可能だと思いました。
しかも、当時の夫はほとんど息子と顔を合わせていないため、学校を頻繁に休んでいることもあまり実感していませんでした。
だから、不登校と言ってもそんなにピンと来ておらず、不登校解消に大金をかける事に反対するような気がしていました。
念のため言っておくと、そんな感じですが夫は穏やかでおおらかでとてもいい人です。
そんな事もメールでお話すると、
ご夫婦で取り組むのは必須だと思いますよ
と、念を押されました。
そして、無料メール相談をしてみる事をすすめられました。
夫の事が気になりながら、
とりあえず一度、メール相談してみることにしました。
続きはまた明日。
読んでいただきありがとうございました。