ドキッとします | 不登校その後、今は大学生

不登校その後、今は大学生

中学の頃から五月雨登校。
高校も転校できないまま何度も危機を乗り越えてギリギリ卒業。一浪の末に大学生になった子供の話です。
過去を振り返って書いています。共感してもらえるといいなと願いながら・・・

大学の授業が一部始まって2ヶ月と少し。


週に2〜3回の登校。
1日1コマのみの対面授業。


たった90分の授業を受けるために
往復4時間かけて通う。



だるいね

マジ、だるいでしょう


そうは思うけど、口には出せない。


息子が同調するのを聞くのはキツい。
息子がダルいって言うのを聞きたくない。
色々思い出してしまうので。



でも、何も言わずに朝6時半の電車に乗って
きちんと通っている息子の姿を見て
少し安心している母でした。



ですが!!



先週、いつものように降りてこないので
様子を見に部屋へ行くと


今日は自主休講するから


とだけ言ってまた寝てしまった。




わかった


とだけ答えて扉を閉めたものの



なんで今日は行かんの?
せっかく今まで順調やったのに



と言う気持ちがやっぱり少し出てきた。
それをグッと胸の奥に押し込め、
その後、普通に接することができた。


ほんの少し私も進歩してるのかも。



ですが!
週明けの今日。


また起きてこないじゃないですか!
あー!


部屋に様子を見に行くとまだ寝ている。


もう○時○分やで。
今日は学校の日やろ?


とだけ声をかける。
なんだかめっちゃ不機嫌なオーラ。


あー。
また休むのか?
月曜日の授業は今日でもう終わりなのに。
行った方がいいのにな


と思ったものの、
それ以上は何も言わずにリビングにいると
ギリギリの時間に降りてきました。


今日は駅まで送ってくれる?


と。

あ、行くんやな。



ええよ



と言いながら、私からめっちゃ嬉しいオーラが出ていたかもしれません。


息子の行動で一喜一憂してはいけないのに、
まだまだ修行がたりません。


きっと何年経っても
予定がある日の朝に起きてこない息子を見るのはしんどいんでしょうね。
これはもうみなさん同じだと思いますが。


嬉々として朝の空いた道を駅まで車を走らせました。
ドキッとした幕開けですが、
授業最終週のスタートです。


と、言ってもあと1日行ったら終わりなんですけどね。
来年はもっと教室で授業してくれるのかなぁ?