2021年の公開の映画です。
もとは原田マハの小説で、映画化に際し
山田洋次監督が大幅に脚色したとのこと。
松竹映画100周年記念作品としてつくられた作品で、
テイストは「今夜、ロマンス劇場で」にかなり近い。
スクリーンの中から北川景子さんが飛び出してくる演出もあります。
でもあの時代の映画産業って本当に夢があったんだなと思います。
円山郷直(ゴウ):沢田研二
若き日のゴウ:菅田将暉
円山淑子:宮本信子
若き日の淑子:永野芽郁
桂園子:北川景子
寺林新太郎(テラシン):小林稔侍
若き日のテラシン:野田洋次郎
菅田将暉さん演じるゴウはまさに坂口健太郎さん演じる牧野健司だし、
北川景子さん演じる桂園子は綾瀬はるかさん演じる美雪でした。
今回のヒロインは撮影所近くの食堂の看板娘の永野芽郁さんですが。
なつばっぱも元気そうで何よりでした。
温かい作品に出る宮本信子さんさすがでした。
もとは主演は志村けんさんだったそうですが、
沢田研二さんが代役をつとめていらっしゃいます。
新型コロナウイルスのことも少し描かれており、映画業界も打撃を受けたなかでも、
エンターテイメントの灯火をともす、そんな気概を感じる作品でした。
ぽろっと片桐はいりさんが出てるあたり信頼できますね。