飛龍伝です。つかこうへいです。革命です。
■作:つかこうへい
■演出:マキノノゾミ
■出演:武田義晴、吉田智則、木下智恵
今までRUP制作で岡村俊一氏演出のつかこうへい作品をいくつか観てきたが、
今回のものはマキノノゾミ氏演出のものです。
3人芝居でした。
以前に観た「飛龍伝2020」とは様子が違うと思ったけど、
「飛龍伝」と「初級革命講座飛龍伝」は違うのですね。
安保闘争で全学連と闘った機動隊指揮官の山崎は、
全学連の機動隊殺しと言われた熊田留吉ともう一度対決することを夢見ている。
というのが本作の大きな流れです。
熊田:武田義晴
山崎:吉田智則
小夜子・アイ子:木下智恵
唐組よりは理解ができる芝居ですが、
何と言ってもセリフ量と役者の熱量で情熱を伝える舞台は圧巻です。
どうしたらあれだけのセリフを覚えて順番通りに言えるのか、
俳優というのは全く凄い職業です。
敬語でまくしたてるつかこうへいの台詞のリズムが好きです。
またノンスタイル石田明さんのつかこうへい芝居が観たいです。
日中に山登りをしていても熱量のある芝居には眠たくならないものです。
疲れていましたが観に行ってよかったです。
モアパッション!
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