やだやだ~!写真キライ~!
のセプ。
目薬のせいで水晶体が小さくなっていて、まるで見えてるような目に見えます。
…前回のつづき
というわけで、ぶどう膜炎は2種類の目薬、ジクロードとヒアールで落ち着いていてセプは痛みなくまぁ順調。
ところが白内障の成熟が早いせいで、水晶体の亜脱臼(あだっきゅう)になってしまっていたセプはさらに新しい目薬・ラタノプロストというのを毎晩点すことになりました。
この目薬・ラタノプロストは、プロスタグランジンF2α誘導体 緑内障・高眼圧症治療剤と書いてあります。
2.5mlで4500円という超高級目薬(恐っ)
この目薬を点すといわゆる黒目が小さくなります。
セプは黒目じゃなくて白目だけどね(笑)
そして点しだして1週間経った今、右目の白内障の水晶体は半分くらいなくなっています。
満月だった水晶体はほぼ半月になっています。
目を気にしてる様子はなく普通に開いているので痛みはなさそう!
写真キライ~~~…つかまったぁ~~~
痛みなしの後方に脱臼した(落っこちた)かな?!
この調子で全部後ろに落ちればいいのかしら??
ね?!
ちなみに、緑内障・高眼圧症治療剤って書いてある目薬ですが、セプは現在、緑内障ではなく眼圧も正常値です。
でもこのタイミングでこの目薬を使って、コントロールしておこう!という感じですかね。
もしもセプがもっと若くてこの先長い犬生であったなら、超高級な目薬で様子見するより眼摘出を選択するほうがよいかもと…
もしもセプがもっと歳をとっていたら、または重い病気を患っていてこの先の犬生が短いのであったなら、超高級目薬はせず自然と脱臼するのを待ち、その時の状態で次の対処を考えるのでもよいだろうと…
もしもセプの目がまだ見えていたなら、白内障の手術(治療)をしていたかな?!
今、12歳ですでに失明しているけどそれ以外は元気なセプ。そして全く目薬を嫌がらないから、今回の治療法にしました。
眼科専門病院に行ってなかったら、知らないうちに水晶体脱臼になって、その時病院に行っていただろうと思います。
もしくは、痛そうにしていてはじめて病院に行っていただろうなと思います。
どんな病気やケガも犬の場合、必ず考えるのが『QOL(クオリティオブライフ)』
もちろん人間の場合もですが、寿命の短い犬やネコはいつもこれがついてまわり飼い主は悩みますよね。
だから本当にそのコそのコの体調や性格や生活にあった治療法を選ばないと、ですね。
むずかしむずかし(笑)

