帝王切開カウンセラーの細田恭子(ほそだやすこ)です。

 

講座情報はwebサイト「くもといっしょに」の「くらす・くも」から

メッセージ付きの本をご希望の方は こちら から

 

 

11/9、産後ドゥーラさんに

「支援者のための帝王切開講座」を開催させていただきました。

 

 

 

 

主催してくださったのは、私の娘がお母さんになった時にも来ていただいた産後ドゥーラの近藤真由美さん。

ドゥーラ協会様が後援してくださり、たくさんのドゥーラさんが受講してくださいました。

 

ご存じのように帝王切開が増えています。

産後ドゥーラさんは、ご依頼くださった方のおうちに出向いて、産前産後の母親に寄り添う人たち。
詳しくは ドゥーラ協会のサイトをご覧くださいね。

 

当然、帝王切開で出産したママからお声がかかることも多くなるということです。

じつは帝王切開で出産して、ドゥーラさんをお願いする時期の女性の心は、帝王切開に触れてほしくなかったり、誰かの言葉に傷つきたくないという怖さを持っていたりショボーン

 

だから、信頼して来て下さったドゥーラさんが、帝王切開のことをわかってくれていたら、本当に心強いですよね。

 

 

初めて帝王切開のことを聞いてくださった方

もう何度も参加してくださっている方など、それぞれに情報をお持ち帰りくださいました。


 

それにしても、皆さん熱い!

帝王切開前から退院後までたっぷりお伝えしましたが、講座後もママへの声かけについて質問してくださったり、感想を伝えてくださったり、うれしい時間を過ごしました。

 

 

講座の中で、特に印象的だった場面をお聞きすると

一番多かったのは、手術室に横たわったときの体験。

「疑似体験でも怖くなりました」

 

そうなんです。

この怖さから始まるのが帝王切開なんです。

陣痛という自然に起きるものとは違う、機械的な自分の力ではどうしようもない怖さ。

ここを支援者さんには一番理解しておいてほしいのです。

 

 

全身麻酔で手術したことがある方は

「ちょうど一年前に全身麻酔で手術をしました。たった一人だけですし、簡単な手術だったので恐怖はあまり感じませんでした。けれど、お腹にお子様がいる状態で、初めての手術台の上で、初めての出産ならば 尚更恐怖に襲われたと想像できました」

 

ご自身も帝王切開で出産された方からは、帝王切開で出産したママたちに届けたい言葉をいただきました。

「"帝王切開できた傷は「いのちの窓」である"という表現を聞いた時です。 体に大きな傷ができてしまったことに心を痛めているお母さん、私もその1人です。 産道を「いのちの道」というならば帝王切開でできた傷は「いのちの窓」。 "自分と大切な赤ちゃんの命を守るためにできた勲章なんだ"と考えが変わって、心がスーッと軽くなりました。 無機質な手術室の様子や準備から出産までの流れを詳細に説明している時に記憶が蘇り辛い気持ちにもなりましたが、それ以上に救いの言葉や心強い言葉を聞くことができ前向きになれました。 この気持ちが大切なんだと思いました。」

 

 

いただいた感想も、すでに現場でたくさんのママたちに寄り添っていらっしゃる皆さんだからこその声がたくさん!

・ 知識を持っておくことの大切さを感じました。 想像力をより働かせて寄り添っていきたいと思いました。 ありがとうございました。

 

・今回の講義内容はまさに私たちドゥーラのためのものであり、産後のお母さんに直接会って心身のケアをするために必要な内容だったと思います。 また私の場合は自分のお産を振り返る機会にもなり、マイナスな気持ちがプラスになってとても有意義な時間でした。 参加できて本当によかったです! ありがとうございました。

 

・経膣分娩と帝王切開両方を体験する人はわずか、どちらが良いでもどちらが大変でもなく、ドゥーラとしてはただただ無事に赤ちゃんが生まれた事を喜び、ママを労わる事に変わりは無いですね。どちらの場合も何気ない言葉で傷つけてしまうので細心の注意を払いドゥーラマインドをもって大切にサポートにあたりたいと思いました。 帝王切開後にお悩みを抱えたママにご紹介できる場を知り得た事が、私の後ろ盾でもあり、今回の講座を企画していただけた事に感謝いたします。ありがとうございました。

 

・自分自身の経験(予定帝王切開2回)を通してだけでしか知識が無かったので、客観的に帝王切開に向き合う知識が増やせて、とても良かったです。

 

・帝王切開にならない、なるわけ無いと思っていても準備が必要と改めて思いました。講座でもあったように、調べてしまい準備をしたら帝王切開になってしまうのでは…と不安になる気持ちはとても良く分かり、自分でもそう思ってしまいそうです。 講座を受講した事で、改めてドゥーラとして産前産後のケアをするのに言葉かけと言葉選びは大切だと思いました。

 

・細田先生のお言葉選びが素晴らしく、内容もとても分かりやすく大変勉強になりました。

 

・帝王切開について、何も知らないということを思い知らされました。傷について、私がイメージしている以上に深刻に受け止めていらっしゃる方が多くいることに驚きました。いずれ消えると思っていましたが、普段目にしにくい場所とはいえ、傷は残ってしまうこと、それによって生活も制限してしまうことも知りませんでした。今後、帝王切開で出産されたことに非を感じていらっしゃる方には、細田先生のお話から受け止め方を変えるヒントにされてほしいと思いました。

 

・帝王切開で出産したお母さんの中には、事前に説明を受けて帝王切開の選択をした人、はじめは選択していなかった人。お母さんによっては深く傷つき辛い思い出、また身体にも深く刻まれていることで忘れることができないお母さんがたくさんいること。外からは分からないこと、周りには気づかれたくない思いがあるということ。その理由など。改めて講座を通して学び感じることができました。子供の命を優先して、これからお母さんとして子供を育てるために帝王切開の選択をしたこと。サポート中は、お母さんの心身のサポートとお母さんが少しでも心身が安らぐように心がけたいと思います。この講座を受講して本当に良かったです。

 

・自分が自然分娩での出産でしたので、帝王切開で出産された方の、体のこと気持ちのことを真に理解していませんでした。 この講座を通して、理解が深まり、よりお母様のために寄り添えさせて頂けると思いました。 今回の講座が、本当に自身の為になりとても勉強になりました。

 

・昨年の5回にわたる支援者のための帝王切開講座もオンラインで受講させていただきました。 今回は産後ドゥーラとして、どうサポートにいかせるか?という視点と、細田先生に直接お会いしてリアルでの受講をさせていただけるということで、申し込みさせていただきました。 参加させていただきまして本当によかったです。同じ会場でしか味わえない雰囲気などもありますし、講座の内容もとても勉強になりましたが、ドゥーラ同士の交流もできまして嬉しかったです。 また最後に細田先生と直接お話しさせていただきまして、細田先生の活動への思いなど、直接、とても温かいお人柄をじかに感じることができまして、とてもいい時間を過ごさせていただきました。 ありがとうございました! 同期の今回参加できなかったドゥーラさんたちも、ぜひまた開催してほしいと言っていたので、また機会があればぜひよろしくお願いいたします。

 

 

【帝王切開で出産したママに贈る30のエール】を持参したんですが、こちらもたくさんの方がご購入くださいました。

現状を知って、ママたちへの言葉かけのヒントにしていただけたらうれしいです。

 

 

 

無事に出産して、退院したら終わりじゃない。

そこから「未来人育て」が始まります。

でも、初めての子育ては一人じゃ難しいことが多いです。

最初の数ヶ月でいいからSOS出しましょう。


そのうちママ友ができたり、赤ちゃんが「あ~う~立ち上がる」ってお話してくれるようになるまで、それまでママは自分のために「助けて」を伝えてください。

 

退院後にも素敵な応援団がたくさんいることが、ママたちに届きますように!

 

 

とっても寒い日だったので、講座後に事務局の皆さんと食べたおうどんがとっても美味しかったです♪

 

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・ママのための帝王切開の本―産前・産後のすべてがわかる安心ガイド

・帝王切開で出産したママに贈る30のエール: もやもやを消し、自分らしさを取り戻す

 

■今後の講座■

◆11/27 ちっちゃな読書会

◆12/9 はじめまして産前ケア〜備えて安心帝王切開バースプラン〜(マタユニ様)

◆12/9 雨のちspecial♬vol.30(大人だけの回)

◆12/16 母と娘の月経教室 残わずかです

◆12/17 いのちのお話(個人様ご依頼)

◆1/13 母と娘の月経教室(個人様ご依頼)

 

 

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