ニューヨークにお住いの、生理コーチの今田まりこさんから
ポッドキャストで流産のお話を…というご連絡をいただきました。
今までも「流産・死産・小さな命とさよならした方の心をはなす会」を開催して、
私の体験も、ご参加くださった皆さんと分かち合ってきました。
ただ、それはあくまでも私も気をゆるした方たち。
ポッドキャストは声だけです。
話せるかな・・
届くかな・・
傷つけてしまわないかな・・
そんな思いをまり子さんとも何度もやり取りしました。
でも行きつくのは、私も当時、情報を探し求めていたという事。
そしてまり子さん自身の体験や、想いを聞かせていただくほど、
まり子さんに聞いてほしいという気持ちが大きくなりました。
当日までに、あれこれ思い出さなきゃと思っていましたが、
30年前のことなのにすぐにあの日のことがよみがえります。
いのちを亡くすということは、心というより記憶の中に大きな忘れられない影があることに、あらためて気がつきました。
当日は、ニューヨークと日本なのに、なんだかとても近いところにいるような不思議な感覚で
2回の流産体験のこと、夫とのこと、周りに居た人たちのこと、
これまで「会」に参加してくださった皆さんの悲しい体験などを
ゆっくりお話しさせていただきました。
まり子さんが私の声を大切に受け取ってくださって、あっという間の時間でした。
インスタにアップするにあたって、まり子さんからとても緊張されているメッセージが届きました。
やはり、傷つけてしまわないか・・というのが一番の心配です。
露骨な表現もあります。
30年経ったから話せていることもあります。
妊娠中の方、不安になってしまいそうな方は聞かないでください。
まず、まり子さんからのメッセージも読んでください。
エピソード32ー流産は「忘れないし、忘れられない、忘れるものでもない」帝王切開カウンセラー細田恭子さん Dear Superwomen/スーパーウーマン達へ
https://anchor.fm/mariko-imada/episodes/ep-ema49k
アップした直後から、体験した方よりも医療従事者からメッセージが届きました。
「流産した方にどう声をかけたらいいか、医療者も学ばなくては・・と思いました。」
私の体験談を役立てていただける!
やっとホッとしたというのが本音です。
どうぞ無理せず、聞いてくださいね。