今年度は3校の大学の看護学部生に

「帝王切開から見える看護師のかかわり方」という授業を受け持たせていただいています。

11月20日は目白大学の3回目の授業でした。

どの大学の授業でも、まず最初に

「帝王切開の傷ってどんな傷でしょう?場所・長さ・太さ・色・幅・・なんでも良いので書いてみましょう」というグループワークから入ります。


「正中線から・・・」と真剣に書いてくれるのですが、長さが30センチくらいあったり、2回目の傷は右や左にずらして書かれていたり、カタカナの「キ」みたいだったり。

「教科書では学べない情報がたくさんありました!」と伝えていただきました。

 

感想をいくつか・・

・帝王切開の知識が浸透していない現実があるにもかかわらず、件数は増加していることに驚いた。
 

・自分は帝王切開を出産の方法の一つにすぎず、当たり前のものだと思っていだが、世間にはマイナスのイメージを抱く人がいるのだと知った。
 

・実習だけでは知ることのなかった帝王切開で出産した母親のリアルな心境や、その時どう思っていたかなど詳しく知ることができた。


たった一時間ですが、しっかり受け止めてくださいました。


「配属先によって、きっといろいろ違うことが起きると思います。でも今感じた思いを忘れないでください」とお伝えしています。
 

 

一番伝えたいのは

 

「一般の人の間違った知識や偏見を訂正するのは、当事者では無理。医療者が、ぜひお見舞いに来たおばあちゃんやパパに、ママが手術をがんばったことを伝えてください」
 

これです。


産科に配属にならなくても、
傷ついたママは 小児科にも行きます。
耳鼻科や眼科にも行きます。

私の授業がいつか何かの時に、役に立てていただけたらうれしいです。