先日、「流産・死産した人の心をはなす会」が終わりました。

今回も埼玉からだけでなく、群馬・千葉からのご参加もあり、皆さんで大切な大切な命のことを思い出しました。


どうして私が・・なぜこんなことが・・と問いかける毎日をお話しくださって、何か思い出に残るものをと、それぞれに大切なものも見せてくださいました。


この会ももちろんですが、帝王切開の会でも
「経験した人しかわからないです・・・」という言葉を耳にします。


この言葉って、経験していなくても理解したい、わかってあげたいと思っている方との間に太い線をひいてしまう言葉でもあります。

「そう言われてしまったらどうしようもないよ~」と思っている方もたくさんいらっしゃるはず。

でも、今回ご参加くださった方たちのお話しを聴いていて、
まず「同じ経験した人たち」というあたたかい場で心のリハビリをしてから、もう少し広い海に出て行かないと、心も身体もボロボロになってしまうということを痛感しました。


大切な命を亡くした悲しさは知っていても、
結婚して最初に来てくれた命が亡くなって
その命をご主人のほうのお墓に入れなくてはならない辛さは想像を絶します。

さらにそのお墓が、住んでいるところからずっとずっと離れた場所だったらと思うと本当に悲しい。

何度も何度も大切な命を亡くされて、それでも普段は“今、ここにいる子”が第一子だと言わなくてはならない寂しさ。

会が終わった日の夜、ある参加者さんから「さいたまに向かう電車の中でも「帰ろうかな・・」と思っていたけれど、参加して良かったです」とメールをいただいて号泣。


娘を3人育てて、やっと手が離れて未来を楽しみにしているからこそ、来てくれたすべてのママが娘に思えて涙が出ます。

忘れることはできないし、忘れてはいけない命。
でも、ちゃんとメッセージをくれている命です。
どうぞ、無理しないで一歩ずつ進んでいきましょう。
ご参加ありがとうございました。


この方が、ブログでご紹介くださいました。
http://ameblo.jp/okirakufp/entry-11828981503.html


次回は6月2日(月)開催です。