次女の大学の入学式スタイルは、就活にも使えるように
普通の黒のスーツです。

中に着るブラウスをみんなそれぞれピンクやブルーや
ヒラヒラのなど 思い思いのオシャレを楽しんでいるようです。

で、隣に並んで歩く私としては 同じ色のスーツだと女子大生に
間違われるよね~と、スーツはやめて
付き添いの親という感じで(何が違うんじゃ~)行ってきました。

次女は看護学部に入学です。
学長先生がこんなことをおっしゃっていました。

看護とは、良く生きるためのお手伝いです

“良く生きる”簡単なようで難しい言葉です。
健康で、好きな仕事に就けて、大好きな趣味ができて
お金があったら 良く生きることなのかというと
たぶんそうではないと思うんです。

健康でなくても、好きな趣味ができなくても
良く生きていますという方は、たくさんいらっしゃるはず。

生徒に向けて
君たちがお世話をするのは ほとんどの場合
人生の先輩です。 生きることに絶望しているかた
今まで生きてきたことに疑問を感じている方、
これからの人生の意味を失っている方たちと接していきます。
君たちは知識だけでなく、心も成長させるよう努力して下さい


患者さんが良く生きるためのお手伝いは
帝王切開ママたちで考えれば、帝王切開で出産したことを受け入れ
子育てに前向きになれるようにしてあげることでしょうか。
それぞれの科によって、それぞれの患者さんによって
違うでしょう。
でも、相手に自分を置き換えてみる。
相手の意見を真摯に聴く。
まずそのことを大切にしたらいいのかな・・と思うんです。
そのためには「初心忘れるべからず」でしょう。

看護だけでなくどの学部であっても、まずは大学に行けることの
ありがたさをかみしめ、充実した学生生活を送ってほしいと親は願っています。