「排卵前ですね。間にあいましたね。では針刺しますよ。」と男性の先生の声がかかる。
ん・・・ん?これかな?針刺さった痛みこれかな?と悩むくらいのかすかな痛み。ツーンとひきつるような。
モニターを見ると針が卵胞に到着、吸い込まれていく。
吸い込む時にまた同じかすかな痛み。
1リンスー。と声が上がり、顕微鏡担当者に手渡され、左上のモニターにシャーレが映る。
ん、泡がたくさん。他には・・・と見てたかったけど、すぐ起こされ歩かされ、1番ベッドに戻り横になる。
身体から緊張がうまく抜けない。肩がばりばり。
でも手術室に居たの、多分3分くらい。いつもの内診より短いくらい。小心者すぎだな
看護師さんが来て、本日の採卵結果、こちらです。と紙を見せてくれた。
ゼロ、と書いてあった。
ああ。。と、がっかりした声が出た。誰かのブログで読んだ。きっと空っぽだったんだな。
着替えて受付と話すと、排卵後は元々行くように言われていたフロア(忘れた。母が待っているフロア。)から変更になりますので9F診察室前でお待ちください。と言われる。
そうか、結果によって行くフロアが違うのか。だから母がどこで待つべきか、あんなに悩んだのだね。。ごめんよ。
8Fから出ようとする時さっきの看護師さんが走ってきて
「きりんとさん、今日は残念でしたね・・・でも、空胞は良くあることです、次は絶対大丈夫ですっ!」なんて言うから、涙が出てきてうまくお礼が言えなかった。
KLCって、無感情な、工場っぽい感じが確かにあるけど、看護師さんたちはその分すごく優しくしてくれる。と思う。
9Fに移動して、めそめそ泣いた。隣で母が困ってた。
次も空胞だったら?こうしてIVF受けて初めて知っただけで、ずっと空胞だったんじゃないの?
嫌な考えばっかり頭に浮かんできた。私って暗いんだなー。
その後の先生とのお話。あなたの年齢だと20%くらいは空胞なんですよ、珍しい事じゃありません。と慰めてくれた。
次からは空胞のリスクを減らす為、薬を使って卵を増やしていきましょうね。と。
次は生理3日目にKLCへ。
その後母にHARBSでランチセットを奢ってもらって、機嫌は直ったさ。ケーキって魔力があるよな
ありがとう母。