母の葬儀でのお話です。
人生で一番悲しかった一日なのに、そこにちょっとした笑いがあり和みました。

とっても不謹慎なお話です。

なにとぞお許しください。

母と、そして助手席に父を乗せた霊柩車につづくマイクロバスは、弟達家族や母を慕って集まって下さった大勢の親類、友人を乗せ割れんばかりのにぎやかさでした。

火葬場に到着すると、母に最後の別れを告げたのち、一同は2階にある控え室へと向かいました。

ゴン兄はおばさん(幼馴染の母親)を幼馴染と両脇で抱えながら、エレベーターに乗り込みました。

右手がホールの吹き抜けになった2階の廊下を3人で歩いていると、正面に見える階段をぞろぞろと上がってくる面々が目に飛び込んできました。
親戚たちです。
するとおばさんが急に立ち止まり、

最後に上ってくる女性に目をやって、
「ゴン兄くん、あのおばあさんは誰?!」

と小声でつぶやきました。
「ああ、あれはね、○○ちゃん、○○にいちゃんの嫁さんだよ、てか、おばさん!○○ちゃんはおばあさんじゃないよ!うんと若いよ!おばさんのがよっぽどおばあさんだよ!」

と、笑いながらそう伝えました。
すると幼馴染が、

「おばあさんじゃないと!あんたのほうがよっぽどおばあさんだと!」

と、やはり笑いながら母親をいさめました。
「ええっ?誰、それ?!」

母と生まれ故郷が同じで、昔から親戚同様のおばさんにとって、ゴン兄の父方も母方も親類で知らない顔のいないおばさんでしたが、その「おばあさん」だけは、誰だかわからん、と。

「ええっ?誰?でも…おばあさんだが!」

いや、確かに、おばあさんだわ、その歩き方。
というか、風貌が…まんま、もろ白雪姫に出てくる魔法つかいなんですね。

その階段の上がり方からして、もう怪談なんですよ。

黒いカバンを持ってる○○ちゃん、もしあれがカバンではなくてカゴで、その中に毒りんごが入っていたら…

ぶるぶるぶる。
う~ん、なんちゅう不謹慎な!

お母さんの葬儀に参列してくれた○○ちゃんに対して、たいがい失礼なゴン兄。

「さあ、このりんごをお食べ」

いやいやいや、あかんやろ。

今日は人生で一番、そう、いっちゃん悲しい日やんか。

でも抱えるおばさんが、何度も

「ええっ?誰?!」

「はあっ?!」

と訊くたびに、

驚くたびに、

魔法つかいのおばあさんだわ!

とここ(喉)まで出てきた言葉をぎぅと押さえ引っ込め、んがんんっ、と、さざえさんのように飲み込んだゴン兄でした。
 

て、
なんでこんな話を思い出したかと言いますと、ブログの題名を書いているうちに思い出したんです。
で、
なんで、こんなタイトルにしたかと言いますと、
昨日、みさっちさんのブログを拝読しておりまして、みさっちさんのおぜうさまの、のんちゃんが、ななちゃんそらちゃんのワンズエステコロコロを美顔器のように使っているのを拝見したからなんですね。
みさっちさんのブログはこちら。

 

 

そして、それをラッキーねーさんにご報告申し上げたところ、

わたしも使ってるよ、

きっと皆さんもそういう風に使っていらっしゃる、
なんなら、ゴン兄さん、そちら方面のマークも考えていただけますか、と、
いやあ、それは面白いね、と、

これは、血行促進、美顔、小顔、しわのばし、リフトアップの効果があるだろうか、と、
その結果、こちらのタイトル

鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?それはもちろん、お后さま…いえ、白雪姫でございます。なんですと!

が思いついたのであります。

そして○○ちゃんが思い浮かんだのですね。
母の葬儀のときの話にむすびついたのですね。
ちなみに○○ちゃん、まだお若い。

現在もまだ70歳にはなってないと思う。
昔から地味な性格、そしてとっても優しい方。

ただ風貌が。

…。

「さあ、このりんごをお食べ」

いやいやいや、あかんやろ。

勘弁してて。
てか、
ごめんなさい。

大汗。

 

飼い主さんも使ってね!

ワンズエステ・人に、バージョン!

マークはどうぞご自由にお使いになられて下さいね。

 

 

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ハルくん!

春だね!

こちらもどうぞご自由にお使いください。