本日3つめ。
自分用の覚え書きです。盛大にネタバレしています。
どんどん時系列があやふやになっているので、前後しているところも多数あると思います。
シナリオほしいなあ・・・もちろんDVDなら大喜びです!!
※6/22 追記・訂正しました。
暗転。
奥に2枚のカーテン、その中央から花道が伸びて、小さな丸いステージにつながっている。
ストリップの劇場。
花道両側に見物客。全部で10人ぐらい。
司会の男が、
本日の公演はこれにて終了です
ありがとうございました!
全く帰る気配のない客たち。
この辺でコージがオキナワにつれられてやってくる。
司会の男、ちょっと声の調子を変えて、
さあ、ここからが本番ですよ-!
拍手が起こる。
司会、シャレを交えながら最初の一人を紹介する。
まず最初は、ブラブラジルジル、
ブラジルから来ましたエドゥアルダちゃん!
(いろいろ口上を述べてたけど覚えてない)
エドゥアルダ、カーテン奥から登場。
むすっとした顔をしている。司会(=マネージャー)笑顔、笑顔、と促す。
作り笑顔を決めるエドゥアルダ。
コージはステージ左手前の一個だけ空いてる席に座らせられるが、
まともに見てられない。ステージに背を向けてる。
5000円から!
踊り子たちとのひとときをせりで争う男たち。
エドゥアルダ、作り笑顔のまま、男たちを挑発するようなポーズを決める。
こんなのよくないよ!
まあまあまあまあ座れよ
エドゥアルダ、8000円ぐらいで落札される。
落札したのは野球帽をかぶったいわゆるオタク風味の男。
おめでとうございます!
素晴らしい時間をお過ごしくださいませ!
みたいな口上に送られて、ふたり、カーテンの奥へ消える。
オタク風味男は、踊り子の背中をドンと突き飛ばすような感じで、
踊り子をいかにもモノ扱いしそうな、乱暴な嫌な感じがする。
もうたえられなくなって席を立ち、右手にはけようとするコージ。
階段を上りかける。
さあさあ続きましては
ウキウキウキウキウクライナ~からやってきた
おめめの青いテレサちゃん!
(みたいな感じ)
カーテン奥からテレサ登場。
(きっかけは忘れたけど)
振り向いたコージ、テレサに気がつき、固まる。
そんなことにかまわず、競りが始まる。
金髪で白い肌、青い目の容貌がうけて、
10000円!
と、客が叫ぶところからスタート、
15600円で落札される。
たぶん踊り子たちの中では、わりと高値なんだと思う。
細っこいサラリーマン風味で、首にタンバリンさげた男に連れて行かれそうになるテレサ。
見てられないコージ。
思わず声を上げる。
16000円!
え、と振り向く一同。
あ、とテレサもコージに気がつく。
あ、あちらのお客様に決定~!
え、そりゃあないでしょ、今もう決まったんだから
いやいや、でもあちらの方が高いですから
もういいよ、じゃあ17000円!
つり上げる男。
18000円!
ひかないコージ。
おいおい、コージやめろよ
オキナワ止めに入るがコージは止まらない。
男も止まらない。
どんどんつり上がっていく値段。
30000円!
コージの言葉に男は財布をのぞき情けない顔をする。
もう払えない・・・
すると隣にいた男がぽんと肩をたたき、一言。
貸すよ。
息を吹き返したように男、値段を上げる。
コージもあげる。
おかしいだろ、おまえ払えんのかよ
金持ってんのかよ
そ、それは・・・
困ってしまうコージ。
あの・・・
手を上げるテレサ。
私、貸します。
勢いづいてさらに値段を上げるコージ。
おかしいだろ、ぜったいおかしいだろこれ。
だってさあ、もう値段の問題じゃないじゃん
心が明らかに向こうにいっちゃってるんじゃん
・・・・もう嫌がらせだ!
値段どんどんつり上がる。
もう最初に戻ろうぜ
元々は俺に決まってたんだから!
15600円でいいだろ!
まってください。
50000円分、歌で払います。
歌をきいてください。
ああ、きいてやるよ、歌ってみろよ
受けて立つ男。
コージ、オキナワに伴奏を頼み、
北国の春を歌い出す。
なかなかいい調子・・・かと思いきや案の定・・・。
おいコージ
だって、めぐせえんだもの
もういいだろ
テレサの腕を引っ張ってカーテンの奥へ消える男。
しかし、ついて行くコージ。
テレサの手を引っ張って連れ出そうとする
おい!
そんなこんなで大乱闘が始まる。
コージ、さっきの男をつかまえ、耳元で「あのふるさとへかえろかな~かえ~ろかあな~!!」と歌う。
テレサはコージをオキナワをつれ、その場を抜け出す。
暗転。
カーテンはたぶんそのままで、花道とステージははけて、
代わりに踊り子の楽屋のセットが右手から。
部屋の中に畳の小上がりスペースがあって、みんな靴を脱いでそこに上がってくつろいでいる。
カップラーメン食べてたり。
壁にはガウンが掛かっていたり、棚に荷物が置いてあったり。
がちゃっ。
ドアが開いて、逃げ込んでくるテレサ、コージ、オキナワ。
オキナワ、小上がりに腰をかける。
テレサ、右手の階段のとこに座布団を敷いてすすめる。
ありがとう、と座るコージ。
おれも、腰を上げかけたオキナワ、自分のための座布団じゃないと気がつき、ちぇっ、と元の場所に座る。
あの・・・さっきの歌・・・よかったですとても・・・
♪あのーふるさとがかえるかなーかーえるーかなー
たどたどしく歌うテレサ。
日本語、わかるの?
いえ、わかりません。でも、ここ(胸)に来ました
♪あのーふるさとがー
ふるさと「へ」だよ
ふるさとへ?
そう
ほのぼの会話する二人
途中でドアが開いて、
オタク男に連れられていったエドゥアルダが顔中を血だらけにして入ってくる
悪態をついている。
あの野球帽野郎!
あの人、けがしてる!
医者を呼ばなくていいのかと心配するコージ。
不法入国だから、医者は呼べないんだと教えるオキナワ。
踊り子仲間、救急箱をとって、応急処置を始める。
♪あのーふるさとへーかえるかなー
歌うテレサ。
コージに尋ねる。
ふるさとってなんですか?
ふるさとかあ・・・うーん・・・難しいなあ・・・
答えられないコージ。
帰りたくても帰れない場所のことだよ
と、踊り子。
もうやめてくれる?
そんな歌、聞きたくないんだよあたしたちは
すみません。
謝るテレサ。
セットはけていく。
コージとオキナワ舞台に残る。
あの人たち、おらたちと同じだな
違うだろ、俺たちは居場所がある
そうか? おらは、どこにいても、自分のいる場所じゃない気がしてた
そして「北国の春」について、
あの歌は、そうじゃないんだ。違うんだ・・・
ふるさとへ帰れないからこそ歌う歌なんだよな・・・
おまえがちゃんと歌えていたら、伝わっていたよ
でもおまえは歌えなかった
というやりとりをするシーンもありました。
左手にバーのセット。
飲んだくれるコージとオキナワ。
流しの大野がやってくる。
大野の歌に感銘を受け、弟子入りを志願するコージ。
弟子になります!
おいおい、弟子にしてくれってのは聞いたことあるけど、
弟子になりますってのは初めて聞いたな
師匠!
師匠ではない!
師匠!
ではない!
師匠師匠師匠!
ではないではないではない!
師匠だって、いってるべー!
勢い余って大野を殴るコージ。
倒れる大野。
青ざめるコージ、店の裏に逃げていく。
が、やがてもどってくる。
おらは・・・背広が・・・ばっちゃ・・・そうじゃなくて・・・しょって・・・・
おまえ何言ってるんだ?
うまく言葉が出てこないコージ。
歌い出す。
2曲目を歌い出しそうになったのをオキナワが止める。
おいコージ
おまえなんで歌えるんだよ?
おら、わかんね・・・
言葉にしたいけどできない思いが、歌になっちゃうんだよな
と大野。
それです!
とコージ。
おまえ、そんなんじゃ生きづらいだろ
大野はコージ(とちゃっかりオキナワも)を弟子にすることにする。
早速自分のお得意先を回りながら、流しのコツを教えることに。
新入社員のなまりが残っている女子には「おふくろさん」を。
(私をわかってくれるのは係長だけです! と夜の町に消えていった)
運動部系のコンパでは、
わざと小さい声で「紅い花」を。
ペット同伴カフェでは「命くれない」で、ペットとの絆を歌い上げ、
観客を号泣させ・・。
これと平行して、
工事現場で働くコージのところをテレサ(とハシモトさん)が通りかかり、
会うたびに純愛をはぐくんでいきます。
最初は偶然だったんだけれど、
次は偶然じゃなく会いたい
私も、そう思ってました
と、約束をするようになり・・・。
♪あのーふるさとへーかえるかなーかえるかなー
その歌、歌ったら怒られないの?
でも、あれからみんな歌ってるよ
みんな? そう・・・(喜ぶコージ)
コージのふるさとはどんなところですか
とても寒いんだ
ええ!ウクライナも寒いです!
雪がたくさん降るんだ
同じ! ウクライナもたくさん雪降ります
でも、いいところだったな
同じ! いいところでした
そうかあ・・・と和む二人のところに
わたしも同じ!
と投げ込んでくるハシモトさん(笑)
あたしはさあ山梨なんだけど雪降るし、寒いよ!
とってもいいところだよー!
名物信玄餅おいしいよ!
私いつも持ち歩いてんの!
(胸に入れている信玄餅を取り出す)
はい、あげる
(コージに渡す)
ほらいくよ、テレサ
ハシモトさんは初めはお目付役なんだけど、だんだんにふたりの恋を見守るようになるのです。
ちなみにこの信玄餅、受け取るコージですが、
全く興味がないのでテレサを見送りながら後ろ手にポーン!
気持ちよいぐらい遠くへきれいな曲線で飛んでいって、会場爆笑でした。
(2回目の時は、工事現場の柵にぶつかってはねかえってました)
時系列がちょっと不明なのですが、この辺に。
流しの大野が行きつけのバーで流しをしている時に、北野が訪ねてくるシーンがあります。
ジャーン!
演奏を終える大野。
ちょっと小便行ってくる、と奥に消えます。
「あれ、大野さん唄ってよ」という声には、弟子が歌うから、と言い残していきます。
え・・・あ・・・?
とまどうコージですが、オキナワに励まされながらなんとか歌うことに。
五木ひろしをリクエストする客。
おまえ、何してるんだよ?
あの人は何を聞きたいか観察してるんだあ・・・五木ひろしがいいと思う
ああ、きっとうそうだろ
歌うコージ。
修行の成果もあってほどほど聞ける歌になっている。
歌っている途中で北野が入ってくる。
便所から大野出てくるが、北野に気がつき、また奥へ引っ込む。
ちょっといい流しがいるって言うから来てみたけど、
のど自慢みたいな歌聞かされて・・・
帰りましょう、先生
北野、付き人にせかされて帰りかける。
呼び止めるコージ。
北野先生、おらの歌、どうだったべか
北野、階段を上りかけていたが、振り返る。
君は誰のために歌っていたんだね?
お客さんのために・・・
お客さんのために? 君はどこにいたんだ?
北野、熱く語りだす。
君の歌は、差出人の書いていない手紙のようだったよ
君の歌の差出人は君であるべきだ。
歌の風景の中に君が一人で立つべきで、客はその歌い手に、自分を重ねるのだ。
君の歌で嵐が吹いたら、濡れるのは客でなく自分であるべきだ。
君の歌で大地が割れたら、落ちていくのは君だ。
歌で誰かが死ぬなら、君が死ね。客を殺すな。
この歌を否定されたら、自分のすべてが否定される。そんな歌を歌え。
コージは流しをやる中で、相手の求める歌を歌うということに慣れてしまって、ほどほどに上手だけど、でも、「自分の歌」ではなくなってしまっていたのかな・・・
コージは言われたことに対していまいちピンと来てないようにも見えました。
俺は、お前の歌聞いたことあるからな!
とオキナワが言っていたから、すくなくともオキナワには思うところがあったのかな…
一方、踊り子の楽屋。
ハシモトさんったら、テレサとコージのことを黙っておく約束だったのに、
結局一人一人の踊り子にしゃべってしまっていて、
2人の恋は全員の知るところに。
恋はしたらいいよ
でものめり込むなって言ってんの
と、マリアン姐さん。
(あたしの年齢を教えることで世界から戦争がなくなるなら年齢を教えてもいいけどお?
なんてセリフを言う、経験豊富な踊り子です。)
踊り子一座は巡業生活をしており、まもなく熱海へ移動するのです。
男に体を売っている女を追いかけてくる男なんていない。
と、テレサに忠告します。
あんな風に言ってるけど、若い頃はいっぱい失敗してんのよ、姐さんも
私も! 私も失敗したいです!
そんな会話をしたり。
テレサとコージの恋を見守っていたハシモトさんは、
熱海に移動することを知らせようと、みれん横丁へやって来ます。
すぐに住人から声をかけられるハシモトさん。
あんた・・・恨んでるやつがいるんだろ?
殺しの依頼に来たんだろ?
いいぜ、5万でやってやるぜ
違うんです。海鹿耕治っていう人いますか?
え? 殺したい相手、コージなの?
友達はなあ・・・7万ならやってもいいぜ?
コージとエドゥアルダ登場。
エドゥアルダもコージに伝えに来たのに、コージはハシモトさんが来たことで、
やっと熱海に行く話を信じた様子。
みんなで、作戦を練ります。
いざ、熱海へ移動を始める踊り子一座。
みれん横丁付近にやって来ます。
エドゥアルダ劇場のスタートです。
最近この辺痴漢が出るんだって嫌よねえ
警官の見回りも多くなってるらしくって
ほらあ、あたしたちビザきれてるから調べられると困るのよね
心配だから裏道を行こうと提案。
みれん横丁に入っていきます。
すると奥の方からシュプレヒコールが起きて、
プラカードを持った集団がなんかよくわかんないけど、何かに反対しています。
デモですよ
デモだと? 真夜中の2時だぞ?
とにかく道を変えましょう
別の方を行こうとするけれど、やっぱりそちらでもデモが起きています。
デモ隊に挟まれ、巻き込まれる一行。
踊り子たち、テレサの手を引いて、集団の外へ連れ出します。
パスポートも取り返します。
テレサの手を引いて行こうとするコージ。
右手から、ステージを降りていこうとします。
ステージを降りかけて、立ち止まるテレサ。
やっぱり行けません・・・
ええ?どうして? と衝撃を受ける人々。
私には家族がいます。
まだまだ仕送りしなくちゃ・・・
テレサ、コージに背を向けて、ヤクザの方へ向かう。
テレサを引き留めたい。
でも、どうしても言葉あが出ない。
そこで、コージの思いが歌になって飛び出すのです。
♪生まれる前から結ばれていた
「命くれない」です。
1番を歌い終えて、でも、テレサは背を向けたまま。
歌の力でも引き留められないのか、と思った瞬間、手を上げて、
くるっとコージの方へ戻ってきます。
(2回目の時は、バレリーナのように美しくお辞儀をして戻ってきました)
2番は、ステージ端にヤクザを追い詰めるようにして、みれん横丁の住人、踊り子さんたち、そしてコージ、テレサ、オキナワで「命くれない」を大合唱。
ヤクザたちはじりじり押されて、ステージから落ちてしまいます。
これまた涙。
レ・ミゼラブルで「民衆の歌」を聴いた時と同じような感動がありました・・・
(これ、他にも書いていらっしゃる方がいて、やっぱり!と思いました)
コージとテレサ、そしてオキナワは客席の通路を通って、客席のドアからはけていきます。
さらに追おうとするヤクザたち。
マリアン姐さんが言います。
もういいじゃないか。
テレサの分まであたしたちが働くからさ!
このセリフも泣けました・・・。
自分たちが辛い仕事を背負い込んででも、
テレサとコージの純愛を守ってやろうとするねーさんたち・・・(涙)
最後に、
これで幸せにならなきゃ嘘だからね!
と。
前半終了。20分の休憩時間に入ります。