マンション修繕積立金、実際は２倍必要

先日、ブログの中でもマンションの修繕積立金について少し書きましが、下記のような記事をみつけました。

全国でトラブルの原因になっている分譲マンションの修繕積立金の目安を、国土交通省が１８日、初めて公表した。購入者に負担を感じさせないため、販売時に積立金が低めに設定され、改修時に不足する例が相次いでいる。同省が実例を検証したところ、現在の平均額の２倍必要になった

国土交通省発表資料　http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000061.html　

マンションの分譲時には、修繕積立金を実際に必要になる金額より低く設定し購入しやすくし、数年後に修繕積立金を値上げするケースや修繕工事の実施時に追加で一時金を徴収するケースが有ります。

マンションを購入する際には、修繕積立金が値上がりする事や毎月の修繕積立金以外に一時金が必要になる事も考え、月々の返済に余裕をもった住宅ローンを組まれる事をお勧めします。

名古屋へ出張相談

昨日は、名古屋のお客様から、ご相談を頂き日帰り出張に行ってきました。

お子様が高校に入学され教育費の負担が重くなり、今後の大学への進学を考えて、なんとか月々の住宅ローンの返済を少なく出来ないかとの相談でした。


返済が長期間になる住宅ローンは、借りたときにベストの借入だとしても、家族構成が変わったり、お子様が進学される等の変化により、現況にとってベストとは限りません。
家庭や仕事の変化に応じて見直す事も必要です。

皆さんも支払っている住宅ローンが、現状に合った住宅ローンなのか考えてみてください。

ちなみに、写真は名古屋城と名古屋駅です。

震災の住宅ローン金利に及ぼす影響について

長期固定型の住宅ローン(フラット３５等）は、長期金利に連動しています。長期金利とは、主に新発１０年国債利回りが、指標になっています。

今後、被災地復興の為に１０兆円を超える多額の復興予算が必要になると見込まれています。
今の日本にそのような財源は無く、おそらく借金で財源を捻出する事になると思われます。その国の借金が、国債です。
１０兆円を超える多額の国債を発行する事によって、国債の価格が下落し国債の利回りは上昇する可能性が有ります。そうすると、長期固定型の住宅ローン金利は、上昇します。

今後、住宅ローンを借りる予定のある方は、政府の財政政策に注意してください。
また、ブログの中でも情報を提供していきますのでよろしくお願い致します。