被災者の住宅ローン返済猶予５年に 住宅金融支援機構

先日、このブログで検討されている様ですとお伝えした、住宅金融支援機構の被災者向けの特例が閣議決定されたようです。詳細は、下記の通りです。

１．住宅再建に向けての特例
住宅の建て直しで住宅金融支援機構の災害復興住宅融資を利用すれば、当初５年間は無利子とした上で、元金の返済も最長で５年間猶予。通常の災害復興融資では、半壊以上の被災者が住宅を建て直す場合、基本融資で最高１４６０万円を借りられ、金利は全期間固定で１・８７％（２１日時点）。支援策では、この条件に加え当初５年間は無利子、元金返済猶予となる。

２．返済中の住宅ローンの特例
すでに住宅金融支援機構のローンを返済中の被災者には、最長５年間は元金の返済を猶予し、利息も抑えて返済を後回しにできる。通常の被災時には最長３年に設定されている返済猶予期間を５年に延長。この間は金利を１％以下に抑え、元金の返済猶予中の利子負担は後で支払う仕組み。

住宅再建の災害復興融資で、当初5年間を無利子にする事は大きな支援になると思います。
ですが、上記のどちらの場合でも猶予期間終了後の返済計画も見通した無理のない資金計画を心がけて下さい。

モーゲージプランナー研修会打合せ

昨日は、大阪で関西のモーゲージプランナー主要メンバーが集まり、次回（５月１４日）の研修会の打合せ、今後の会の運営方法について話し合いました。
次回の研修会は、京都にある信用金庫の住宅ローンセンターの方を講師に招いて、研修会をする事が決まりました。銀行側から見た住宅ローンについて、教えて頂けるので楽しみです。
普段は、知る事が出来ない住宅ローンの貸し手（銀行）の情報を少しでも聞き出してきます。

ちなみに、私は関西のモーゲージプランナーの会（関西MP会）で研修担当の委員をさせて頂いております。

モーゲージプランナーとは

ＭＰ（モーゲージプランナー）とは、ＮＰＯ法人　日本モーゲージプランナーズ協会が育成し、認定した住宅ローン分野の専門家。住宅ローンの相談やあっせんができる資格を持ったコンサルタントです。

モーゲージプランナーの役割は、特定の金融機関や住宅販売業者に縛られず、住宅ローンを利用いている又はこれから利用するお客様に対して、お客様の保護という観点から、中立･公正な立場でお客様に最も有利な提案をします。

→　モーゲージプランナー 児嶋雅幸の活動

→　日本モーゲージプランナーズ協会