研究会報告のラストです。
昨日の報告に引き続き、総合地球環境学研究所のもう一人の研究員のクリストフ・ルプレヒト氏の発表内容です。
○4つの国の比較
日本、ドイツ、台湾、ニュージランドの養蜂に関する比較です。
10万人あたりの養蜂家人数が、ドイツやニュージランドに比べて日本と台湾は極端に少ないことが分かります。しかし台湾は沢山の群数を保有していることも同時に分かります。
ドイツは養蜂家が多いかわりに、一人当たりの飼育数は少ないことが分かります。このことから、ドイツは趣味養蜂家が多いことが分かり、台湾は商業的養蜂家が多いということが分かります。
○ドイツの養蜂
ドイツ国内ではミツバチはとても身近な存在だそうです。
学校教育でも環境教育が徹底され、ミツバチが大切にされているようです。行政も積極的に支援しています。ドイツ国内の商店には、個人養蜂家の蜂蜜が沢山並べてあります。来日したばかりの時、店の陳列棚に蜂蜜が少ないのに驚いたそうです。個人的に、とてもドイツに憧れます。
○ニュージーランドの養蜂
「マヌカハニ―」が一大産業となっているニュージーランドでは国を挙げてミツバチを大切にしています。しかし現在、蜂数の急激な増加に蜜源が追いつかない現状があるようです。
とはいっても、養蜂家の減少、ミツバチの減少、農薬の増加、自然環境の悪化などの日本から見れば、羨ましい話です。
○台湾の養蜂
台湾では北部は「トウヨウミツバチ」、南部は「西洋ミツバチ」といった住み分け出来ているようです。「トウヨウミツバチ」のサックブルード病が問題になっているようです。
「健康な街を作ることは、緑の街をつくること」という考え方をもとに、都市緑化や都市養蜂が盛んになっているそうです。
素晴らしい考えです。何故、日本では行政が積極的に関わって来ないのか不思議でさえあります。
○今後の活動
とても素晴らしい研究団体です。グランパも協力できることがあれば積極的に関わっていきたいと考えます。




