グランパは連日、採蜜作業に追われています。やっと所有群の半分の巣切り作業が終わりました。
半分がすんだと言っても蜜絞り作業はそういうわけではありません。
切った巣箱は、夜中に3箱を目標に、遠心分離機で蜜絞りする毎日です。夜中の3時までかかることもたびたびです。
グランパの蜜絞りの手順を紹介します。
① その日に切ってきた巣箱を積み上げ、これを全て分解していきます。
積みあげることで木ネジを外し易くなります。
② 3か所のネジを抜き2枚の板を外し、落下防止の竹桟をペンチでねじりながら引き抜きます。
遠心分離機を使用する関係で、巣はなるべく大きく保たなければなりません。
(垂れ蜜で絞られる方は、多分もっと小さく上から切り離されると思います。しかし垂れ蜜で絞っていては、いつまでかかるか分かりません。さらに遠心分離機で絞ると、巣の雑味が移らず、美味しい蜜が出来るからです。)
③巣を解体後、すぐに箱を組み立てて、箱をきれいに洗って乾燥させておきます。
直ぐに処理しないと他の巣箱の板が混じって組み立てにくくなります。
④ 全ての巣板が切り終わりました。
これから1枚ずつ蜜ぶたを削ぎ落しながら手作りの枠に納めて遠心分離機にかけます。ある程度蜜がたまったら濾し布で濾します。糖度を計測し、79度あれば瓶詰めし、糖度の足りないものはバットに伸ばし、除湿乾燥機の部屋で水分を飛ばし糖度を上げます。
⑤次の作業は蜜ろう作りです。
大量に出た巣かすは、極力ためないように心掛けています。
巣は一度水洗いし残り蜜を洗い流し、それを煮て「蜜蝋」に精製します。
この作業は日中は出来ません。夜だけの作業です。
蜜や蜜ろうの匂いで働き蜂たちがブンブン飛んできて大変なことになります。
よく残り巣を蜂たちに与えている方かいますが、グランパはこれはやりません。
理由はいくつかあります。
・複数群が入り乱れて大混乱になる。 ・スズメバチを呼ぶ誘引になる。
・盗蜜の原因を作る。 ・サックブルードの感染原因になる可能性がある。
今年は現在のところこれだけの蜜蝋が出来ています。5キロあります。まだ例年の1/3 くらいでしょうか。
こんな感じで毎日頑張っているグランパですが、如何せん、「蜜絞りの処理能力」が追い付かず、切ってきた巣箱がたまり始めました。
クルム(穀物貯蔵庫)に保管していますが、どんどん背が高くなってしまい、グランマに「奥の品物が取り出せない」と軽くクレームを受け始めました。






