我が家には調理場が2か所あります。
1カ所は食堂続きのキッチンで、もう一カ所は裏庭と土間でつながっている炊事場です。
違いは、キッチンは家をオール電化にしたので「電気調理機」で調理するのに対して、土間の台所は従来のガス台で調理をするところです。
上のキッチンは、ほとんどの日常の一般的な調理に使っています。
それに対して土間の台所は、揚げ物料理、魚料理、大鍋を使う料理、お餅つきなどの蒸し料理、ガスにしか対応出来ない鍋を使った料理、燻製などの特別な調理に使っています。
そして、グランパとグランマの間にも、いつの間にか役割分担が決まっています。
土間での調理は9割方、グランパが担います。特に魚料理、揚げ物料理は100%グランパです。
男の料理の場になっているのです。
グランパはガス台のある台所で、大鍋と石焼芋釜をセットしました。
我が家は焼芋が好きで、食後のデザートがわりに焼芋を食べたりするので、グランパが毎晩、石焼芋を作ります。
親ガニと言うのは、「松葉ガニ」の雌ガニのことです。
グランパの大好物の蟹です。
ここでちょっと、カニの茹で方について講釈しましょう。
海水よりちょっと薄い塩味の熱湯の中に、蟹の甲らを下にして入れ込みます。(これは甲らの中の蟹味噌が流れ出さないための工夫です。)
しばらくさましてから食卓に出します。
簡単ですが、この茹でたての蟹がおいしいのです。
それでは親ガニの美味しさについて、ちょっと説明します。
3か所の場所に見えるオレンジ色の物が、『内子』と呼ばれる味噌です。これが親ガニならではの珍味なのです。
これが食べたいがために、親ガニを買うと言っても過言ではありません。
資源保護の為に、年内いっぱいで禁漁になります。そうすると食べたくても、雄ガニ(松葉ガニ)しか食べれません。
ただグランパには雄ガニは高すぎて、これまためったに食べれませが・・・。(笑)




