昨日島根県の美郷町で行われた、「蜜蜂飼育技術講習会」の話題です。「養蜂振興協議会」が主催した講習会でした。
全国、数カ所を拠点に開催されているようですが、普通は大都市での開催です。
昨日の会は中・四国エリアの講習会ですが、このような田舎町での開催は今までには無かったそうです。
講師は玉川大学農学部教授の「佐々木正巳氏」と在来種日本ミツバチの会会長の「藤原誠太氏」、そして兵庫県立大学教授「大谷剛氏」の3氏です。
講義内容は主に次の3点でした。
・ミツバチと養蜂の魅力
・世界と日本の養蜂の歴史
・養蜂の現状と課題
蜂の「CCDの問題」について、3つの要因について話されました。
これは触角の働きについての説明です。
たくさんの働きを一つの触角が受け持っていることに驚かされました。
女王蜂を生産する王乳の不思議に興味を持って聞き入りました。
たくさんの佐々木氏の話の中で、一番興味深かったのは、「ミツバチは肝臓が退化している」という話です。
「ミツバチに対してあらゆる植物たちは、古来から最高の食材でおもてなしをしてきたため、ミツバチたちは毒素を分解するための肝臓機能が退化してきたのだ」ということです。
そのためにミツバチは毒素に対する抵抗力が、極めて乏しいということなのです。
「何万年もの間、毒を知らないできた蜂たちは、最近100年ほどの間に、我々人間によって体験したことのなかった毒に遭わされてきているのだ」という説明には、心が痛みました。



