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子供達に、幸せの見つけ方、教えてあげたい・・大丈夫。隣りにいるから。あなたの周りは、ほら、幸せがいっぱい!!(自宅を色んなお子さんに開放して14年。問題のある子 無い子皆一緒に 同じ時代の同じ時間を生きていきたいな~!一歩一歩、 丁寧に・・)



旅行二日目。

朝寝坊三人が超早起きのAさんに起こされ お利口にも9時前に出立。


目指すは広隆寺、弥勒菩薩。


昨日一日もってくれたお天気も長くは続かず今日は朝から雨。訪ねる人も数えるほどの境内には新年の準備がされていた。


細く巡らした締め縄・若竹の手洗い桶・根付きの門松etcいかにも京都らしい。



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そんな中、踏み石を掃く人がいた。落ち葉も終わって 特に掃かなければならない物は無いはずなのに・・・と思ってよく見ると なんと石の間に挟まった茶色い松葉を掃き出していらっしゃる。


一瞬、そんな目立たない小さな物を掃いても・・・と思ったが、本堂に向かって曲がった瞬間 その意味がわかって足が止まった。


一本の松葉も挟まない美しい石畳。凛として静か、やおろずの神々に捧げる一年の感謝が道を作っていたのだ。


思わず老齢とわかる青い雨カッパ姿を振り返えり、弥勒菩薩に導かれる人を見たと思った。


その弥勒菩薩は冬雨よりも冷え冷えとした霊宝殿に安置されていた。国宝第一号でお釈迦様に代わってすべての悩み、苦しみを救い 正しい道へと導くと言われる慈悲の仏は いつも私に美智子皇后を思い出させる。


手を合わせ、今年の感謝と来年の幸せと美智子皇后のご健康を祈った。


万葉の広隆寺を後に一路奈良へ向かう。


途中、Aさんが入社直ぐに開発を手掛けたS地を訪れた。私も何度か一緒に見学に来たが、Aさんが一生懸命プランニングしたS地は30年の時を経てしっかりと人の営み息づく街になっていた。


そして、今日最後に訪れたのは これも懐かしい秋篠寺。


Aさんと結納を交わし、婚約した日に二人で訪ねた秋篠寺はあの日と何一つ変わらない佇まいでひっそりとそこにあった。




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雨空の下、参道の両側に広がる林覆うビロードのような苔が柔らかい緑の稜線を描いていた。




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境内に入った私は真っ先に木蓮を探した。




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あの日 白く膨らんだ蕾の下で婚約記念に頼んで撮ってもらった写真と同じ景色を追った。


木蓮は講堂と向かい合う庭の奥に立派に枝を張ってあった。29年間 どれだけ大切に手入れをされてきたかが見てとれる枝振りで、見事なまでに春待つ蕾をつけていた。


FとNに(有名な技芸天を見せてあげたい)と思っての再訪だったはずが、木蓮の木を前にした途端 涙がこみあげてきた。


私達の始まりの始まりがそこにあって この木蓮と一緒に大切に守ってくれた方がいてくれたことに気付いて胸がいっぱいになった。


嬉しかった。
幸せだった。







そして思えば私達の娘Fは来春あの日の私と同い年になる。




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再会のS地、秋篠寺を後に冷たい雨を避け早目にホテルにチェックインし、お買い物大好きのFと私だけで奈良町・小町通りに繰り出した。


以前FがWithサロンのお茶菓子に買ってきてくれた和菓子があんまり可愛いかったので その小さなお店『樫舎(かしや)』を訪ねたり、


あちこち骨董屋さんを覗いたり、アルコールに弱い二人で奈良漬けの匂いにふらっときたり、稲穂を付けた鹿の土鈴を買ったりと師走の奈良を大いに楽しんだ。

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〈平成13年〉
明けまして
おめでとうございます

皆様、健やかに新年をお迎えでしょうか。


今年も皆様の庭に世界中の人の心に幸せの花が咲きますようお祈り申し上げます。


我が家は年末年始 恒例の古都巡りから帰省し楽しいお正月を過ごしてきました。


今年もまた我が家の備忘録ブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。


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旅行一日目

年末恒例の
奈良、京都&帰省を過ごした。


中央高速トンネル事故の普及工事のため今回は新東名高速を使って京都に出た。


途中、どうしても探したい物があって20年振りに信楽に立ち寄る。


渋滞に継ぐ渋滞で時間も押し迫り、楽しみにしていた窯元も数ある中から 覚えのあった『丸太陶園』を選んだ。



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探したかったのは陶器のワインカップで、20年前にこちらで求めたのに似た物を、と思っていた。


石油ストーブの燃える音に混じって窯元独特の冷えた土の匂いがした。それを破るように女性店員の賑やかな声が響く。


陳列の最初の棚に肌合がそっくりなミルクピッチャーがあったので聞いてみると、「その作家さんねぇ、まだ元気にやったはりますわ。せやけどワインカップはおませんなぁ。」とのこと。


残念だったが、お元気に作陶されていると知り嬉しかった。


結局ワインカップは萩焼きに似た薄桜色を見つけて 迷わずそれにしたら


「これねぇ、うちの息子の釜で焼きましてん。この色合いは息子の釜でしか出ぇしませんねんわぁ。前に 結婚式の引き出物に注文してもろたですねん。」の説明書!?付きだった。


あっという間にお気に入りに出会い気を良くしたまま一路京都に向かう。


日暮れ間近かの山道を抜けて賑やかな街並みに出たときには既に5時前。急いでお目当ての錦市場に駆け込むと、


お正月前の市場は裸電球が餅花のように咲き、お節やお餅、祝い花を求める人でいっぱいだった。




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私達も長い通りを一通り眺め、突き当たりの錦天満宮でUターンして目星をつけておいた物を買いながら車に戻った。


ちなみに、目星に輝くはお正月パターンのお干菓子(宝船、葉牡丹、水仙、福寿草etc←新年のサロン用)・ニシンの甘露煮(←大晦日の年越し蕎麦用)・百合根(←母の好物)etc etc


夕飯は我が家のグルメ担当F一押しのレストランで八坂の塔の東隣に広がる日本画壇の巨匠・竹内栖鳳の私邸をそのまま使った『SODOH』


天井を低くした昭和の美しい建築と灯明に浮かぶ竹林がイカス店員さんのカッコいいサービスとコラボして新しい京都の時間を楽しませてくれた。




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食後、建物の案内を受けて見事なダイニングやそこから手の届くところにある八坂の塔のライトアップに息を飲んだ。




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こうして年末旅行の一日は過ぎ、窓から紅い鳥井を見下ろす部屋で渋滞に疲れた身体を早々に休めた。



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今年最後のWithルームのレッスンが終わった。


その最後のレッスンでSちゃんが「先生、お正月はWithルームお休みなんだよね~。つまんないな~。ここで皆と一緒にいるのがいいのにな~。」と言った。


それを聞いたK君が「だよな~。・・・じゃあ、来るか!!!」Iちゃんが「いいね~、いいね~!」R君が「スゴロクやろうぜっ!!」と盛り上がった。



そんな生徒達もおやつタイムで一期生であるFが買ってきたクッキーを食べて、トランプゲームをして、沢山笑って お迎えのお母さんと一緒に嬉しそうに帰って行った。


今年、ご家庭への新春の生け花に私は和ローソクをアレンジし、松葉と稲穂で作った箸置きを添えた。




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一年の始めに親子で一つ灯火をゆっくり見つめる時間を持てますよう・・・


それが、新しい年の希望の光となりますよう・・・


みんな、
楽しい年越しをね!!





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