2月5日
私達のFは24歳の誕生日を迎えた。

今日はみんな会社や学校で遅くなるので日曜日にお祝いをした。
慣れてきたとはいえ 慎重を強いられる仕事の毎日、また、才色兼備の同僚ばかりの職場で地味なFはすっかり皆さんのお世話役となり 企画するも 企画してもらえないことばかり・・・
そんなFに私は有りったけの愛情を注いだお誕生日にしよう!と思った。
Fのお気に入りのティーセットにセージグリーンのお皿を合わせ、スィーツはダイエットに水を注さぬよう抹茶プリンにマカロンを添えた。
プレゼントはFの大好きなピンクとグレイのポーチバッグ、一緒にセレクトした皮の手袋とホールダーetcいつもFの傍にあってくれる物にした。
それらをテーブルに並べて記念写真を撮る。ラベンダー色のワンピースにうっすらローズの口紅をさしたFはかけがえのない笑顔を私達に見せた。

夜、ひんしゅくを買いながら試験勉強で外出していたNが洒落た紙袋を持って帰宅した。手渡す自分の方が顔を赤らめ、「Fちゃんにはずっとお世話になってるから」と・・・
まさかのNのプレゼントに一同膝を突き合わせ、出てきたSONY限定版のデジタルフォトフレーム!!に仰け反る。「旅行の写真入れて会社の机に飾って。」
ちゃっかりNに持って行かれた~!!と盛り上がった勢いで 春の匂いのする庭で豆まきをした。
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明けて今朝、会社に着いたFからメールがきた。
「おはよう。
昨日は、本当にありがとう!
パパからの軍資金、
ママの嬉しすぎるお食事&コーディネートの数々と可愛い可愛いプレゼント、
Nからの豪華!?で素敵なサプライズプレゼント、
どれもこれも最高で、とっても幸せでした(*^^*)
こんなに最高な家族に恵まれてる私は、どれだけ幸せなんだと思いました。
今のこの気持ちを忘れず、これから1年も過ごしていきたいと思います。
本当にありがとう

」
Fちゃん、誰かが言ったの。
「自分が幸せかどうかはあなたの周りの人をご覧なさい。
その人達が幸せそうなら あなたは幸せなのです。」って。
だからね、
Fちゃんは 幸せ なんだよ。
生まれてきてくれてありがとう。Fちゃんのおかげで家族はみんな幸せだよ。
母さんより
PS
2月5日0時
まだ洗面所にいるFに
「お誕生日おめでとう

」と声をかけた。
振り返ったFは まるで幼子のような柔らかい笑顔で「生んでくれてありがとう。」と私を見た。
余計な励ましで、何かにつけ「笑顔、笑顔」という私がうとましいときもあるであろうに・・・
Fの笑顔は母歴24年の私への渾身のプレゼントだった。
