今月最初
With Roomの課外レッスンでサントリー美術館に行ってきた。
『おもしろびじゅつワンダーランド展』という展覧会で国宝の屏風や陶器をタッチパネルや
を旨く利用して作品の世界におもしろ可笑しく導く仕掛けとなっていて子供でなくても私はもちろん一緒に参加されたお母さん達も興味津々思わず夢中になってしまった。
～江戸時代の影絵遊び～
Ｒ君が挑戦!! ぽっちゃりＲ君がぽっちゃりカツラとまぁるい飾りを持つとォ～
はい!
茶釜になりました～!!
障子も珍しくなって（ウサギ）（キツネ）（カニ）と影絵遊びをすることも無くなった子供達が｢する側｣｢見る側｣にササッと分かれて大いにはしゃいだ。
～大皿デザイナー!!～
白地の大皿に国宝の鍋島焼きから写した模様を自由に組み合わせてマイ国宝をデザインする斬新な企画。
最後にサインをして（完成）ボタンを押すと 大きな壁にマイ国宝がサイン入りで映し出される。
昔のお皿なんて見向きもしなかった子供達が江戸の模様をセンス良く組み合わせ、新しいお皿を生み出していった。
後で聞いたら、これが一番楽しかったと お母さんが携帯に納めたマイ国宝を賑やかに見せ合っていた。
Ｙちゃん作
～学士会館ランチコース～
課外レッスンでは毎回接客のいいレストランでランチを頂くことにしている。
今回は神保町にある学士会館に正式なサービスとハーフコースをお願いした。
大人扱いのエスコートで早くも緊張したＤ君は椅子を引いて頂いて｢ありがとうございますした。｣と舌が空回わる。
Ｓちゃんは｢ホットケーキで練習してきたの!｣と器用にナイフを使ってみせ、ハーフコースを完食!!いつも｢少食で心配です｣と言ってたお母さんを仰天させた。
今どき初体験でもないだろうけれど、イギリスアンティーク家具に囲まれたクラシックな空間で大きなテーブルをみんなで囲んだランチは
特別な緊張とちょっと大人になった気分を味わえた大満足の体験となった。
帰路、電車の中でタッチパネルで楽しんだ『洛中屏風絵』だの、マイ国宝をデザインした『鍋島焼き』だの、学士会館のマナーコースだのと言った言葉が小さな子供達の口から飛び出すのを
サラリーマンや買い物袋を持った主婦達が目を丸くして聞いていた。
一番小さいＨちゃんが｢君たち何年生なの!？大したもんだ!!｣と近くにいた小父さんに頭を撫でてもらうと
ますます 大いに盛り上がり ｢パン屑は餃子をひっくり返すヘラみたいなので取るんだよなっ!｣と レストランでそれに一番驚いたＳ君が周りを気にしながら自慢してみせた。
みんなお疲れ!!
今夜は洛中散歩の夢かな・・・
次回は江戸発見、下町散策を企画中、
また一緒に出かけようね！!
（翌日、Ｈちゃんがくれたカード。裏に｢心も美味しかったって!｣のコメントが添えてあった。）
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