ふり返ってみませんか?album ~子供の誕生の頃~ | From With

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子供達に、幸せの見つけ方、教えてあげたい・・大丈夫。隣りにいるから。あなたの周りは、ほら、幸せがいっぱい!!(自宅を色んなお子さんに開放して14年。問題のある子 無い子皆一緒に 同じ時代の同じ時間を生きていきたいな~!一歩一歩、 丁寧に・・)

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子供の顔を見ると
ついつい 小言

私も一緒です。

でも、

小言の裏の
たまらない愛情を伝えるの、
苦手なだけなんですよね。

「早く しなさい!」

(母さん、見ててあげるから・・・)


「どうするつもりなの!」

(一緒に悩んであげるから・・・)


そんなこんなの繰り返しで、
我が家は 娘は二十歳 息子は十六歳になりました。

大丈夫です。

小言は愛情の裏返し。

そんな事、

子供も ちゃ~んとわかってくれてますから!


~With album~

懐かしいalbumの頃



『この小さな足で
   この小さな手で』


息子 生後10日目

私は アルバムに こんな詩をかいてあった。

~ この小さな足で

どんなところへ 行って
どんな人に会うのだろう

その時 あなたは
どんな風に吹かれているのだろう

この小さな手で

どんな花を摘み
どんな人と握手をするのだろう

その時 あなたは
ママの手を包みこんでくれるだろうか

N君
健やかに
伸びやかに・・・ ~

あれから16年。

私の手のひらに納まっていた可愛い足は

今や 下駄箱を グワッと占領する靴をはき、

本州最果ての地から
都会の雑踏まで

青春の地は
限りない。

そこで、
きっと 憐れみと 施しを授けて下さる方々にお会いしているみたいだが、

とりあえず、
まだ、可愛いお嬢ちゃまの姿は無いようだ。(多分)
ただ、風に関しては、
最近 通い始めた予備校で、世の現実の 冷たい風にさらされている事だけは確かなようだ。

爪を切るのも怖かった、柔らかい手も、今や、はめるは手袋というよりグローブと化した。

それでも、小学生の頃は、裏山に野バラが咲くと 必ず 私に摘んでくれたが、
今や、『つむ』、は、『つむ』でも、こちらの『積む』。

消費期限切れの、保護者宛てのプリントを 間に挟み、鉄道雑誌とサッカー雑誌を積み上げている。

握手は、どうだろう・・・
男子校ゆえ フォークダンスで ドキドキしながら Shall we dance ?
も なかろうし(古いか・・・)思いつくのは、体育祭の騎馬戦で、 一騎 生き残った時に、大将に 握手で激励された事くらいか・・・

ただ、それも、激闘の末というかっこいいものでは無く、
戦場の片隅を こそこそと 逃げ尽くしただけの事。

保護者席で見ていた私は 、
「見て!見て! あの騎馬ったら、反対向いて走ってくわよ~!いや~だ~!」
の中傷の渦の中、応援どころか、その時だけは、一瞬 親子の縁をきっていた。

N君、どうか、いつか、意味のある、そして、君が胸を張って差し伸べられる握手が出来る人になって下さい。


最後の

「ママの手を 包みこんでくれるだろうか」

あ~ やっと これだけは、願いがかなったかも知れない。

我が家では、幼い頃から、「行ってきます!」「行ってらっしゃい!」と交わす時、 必ず手を握ることにしている。

そして、しっかりと 包んでやってきた両の手は

いつか、
私のそこに納まらなくなった。

が、肩をすくめながらも、
毎朝 しっかりと
私の手を包みこみ、

元気に登校していく。

あれから 16年。

とりあえず、

健やかに
伸びやかに は

かなっているようだ。