こんにちは。
こころの専門家・公認心理師の ほりたたかこ です。
不妊治療体験者でもあるので妊活・不妊カウンセリングに力を入れています。
コロナ禍の現在はオンラインカウンセリングにて対応しております。
「大人の授かりBOOK」 加藤貴子著
TVドラマ”温泉へいこう”の加藤さんの妊活体験本です。
あのドラマ大好きだったんですよね。
ちょうど私は妊活中で、
仕事をやめてすぐにはまった昼ドラでした![]()
加藤さんは、42歳から妊活スタートして
44歳で第1子、46歳で第2子を出産されています。
高齢妊活当事者には希望の星★
そんな彼女、”妊活クライシス”を体験したそうです。
”妊活クライシス”とは
赤ちゃんが欲しいという気持ちが強すぎて、
自分を責め、相手を責める。
そして夫婦間に深い溝ができること。(大人の授かりBOOKより)
加藤さんは、”妊活クライシス”は必要だったといいます。
バクハツするしか心の悲鳴の表現ができなかったし
その後の話し合いができなかったと。
『一番身近でいっしょに赤ちゃんを望んでいるパートナーに
追い詰められた気持ちや悲しさ寂しさをわかってもらいたい』
妊活当事者がいだく切実な切実な気持ちです。
それが伝わらないと、
絶望感や諦めにかわり
ひたすら落ちていって這い上がるのも難しくなります。
加藤さんの場合は、
バクハツしたその気持ちを夫さんが受け止めてくれた、そうです。
ただ、それを受け止められないご夫婦のほうが多いと思います。
ひく、逃げる、避ける、原因探しをする、
解決策を考えて提示される、説得される・・・
カウンセリングでお聞きするカップルのお話はほとんどがこうです。
人は感情をぶつけられた時には、とっさに打ち返そうとします。
こわいから、どうしていいかわからないから、
反射的にそうなってしまうのですね。
一緒に渦中にいるときは、
同じように揺れていたり追い詰められていたりしていることも多いので
余裕がないと、その反応は出やすいです。
感情は湧き上がってくるもので自然なものです。
だからバクハツさせてしまってもいいと思うんです。
要はそのあとです。
一つには
相手のとっさの反応を受け流し、
ワンテンポ置いて自分を落ち着かせ
受け止めてほしいことを伝える。
そのためには、
相手が上記のような反応をした時に
この人も自分と同じように揺れていたり追い詰められていたりしているんだなと
思い出すことができたらいいですね。
それが難しければ、
カウンセラーなど第三者がいる場で
ぶつけたい本音を出してみるのもいいかもしれません。
カウンセラーは夫婦によりそい、
お互いの気持ちを代弁するクッションになることができます。
ワンテンポが置けるんですね。
または
バクハツする前に
その切羽詰まった追い詰められた気持ちを
できるだけ表現し伝えられるものに整理する。
受け止めやすいものにするのも有効です。
そのお手伝いも、カウンセリングでできることの一つだと思っています。
妊活をすると
おたがいを責め合って深い溝ができることもありますが
それをなんとかしようと歩み寄り話し合い
新たに強いきずなの夫婦関係が構築されることが多いです。
ご夫婦の歴史の中に
そんなふうに妊活が位置付けられればいいなと願っています。
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