こんにちは。
公認心理師のほりたたかこ です。
大阪・梅田で妊活・不妊相談のカウンセリングルームwithを開いています。
妊活にかかわらず心理カウンセリングもうけられます。
本の紹介です。
「さざなみのよる」 木皿泉
2016,2017年に放送されたドラマ「富士ファミリー」の関連作品として
2018年に刊行された小説です。
「小国ナスミ、享年43.」
ドラマでは小泉今日子さんが演じたナスミ。
ナスミをめぐる人々の話です。
ナスミの言葉やたたずまいがいいのです。
「今はね、私がもどれる場所でありたいの。
誰かが私にもどりたいって、思ってくれるような
そんな人になりたいの。」
とは言っても、描かれているナスミは
空気を読まずはっきりと物をいい、
ぶっきらぼうで、どちらかと言えば男っぽいのです。
後輩の不倫相手の仕打ちがあまりにひどいと
送別会で殴り倒そそうとする人だし
中学生の時には男の子と家出をしようとするほど
エネルギーに満ちた人。
「良いことも悪いことも全部受け止めて、最善を尽くす!」
「生きとし生けるものが幸せでありますように」
「戻りたいと思った瞬間、人はもどれるんだよ」
「お金に換えられないものをうしなったんなら
お金に換えられないもので返すしかない」
聞いた人はこう思います。
ーあげたりもらったり、そういうのを繰り返しながら
いきてゆくんだ私は。そうかお金に換えられないって、そういうことかー
かかわった一人がこういいます。
「ナスミさんになりたい。そっくり、このままナスミさんになっていきてゆきたい」
私もそう思う。
“死んだ後に残るもの”
子どもを望んだ時、
子どもが後の世界にも生き続けて
何かを繋げてくれる
そんな気がしたものですが
そうでなくても
こんな風に周りの人の中に
何かを残すことができたら
それでいいのではと
今は思います。
優しくて切ない
「死」をめぐる物語です。
おすすめです。
日ごろなかなか話せない不妊のことを想いきりおしゃべりしましょう♪
◆日時 2月27日(木) 14:00~16:00
◆テーマ:「妊活について」
◆ 2,000円/1人 (お茶とお菓子も)
