「老化を止める? 卵子凍結の真実」 | 【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

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公認心理師。
不妊治療を体験し、
その気持ちを心理療法を使って整理する大切さを感じました。
妊活・不妊カウンセリング/心理カウンセリングのどちらの相談にも対応しているカウンセリングルームを営んでいます。

こんにちは。

不妊カウンセラーのほりたたかこです。

10月26日のNHKクローズアップ現代

「老化を止める? ”卵子凍結”の真実」 をみました。

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_1025.html

 

卵子が老化する という衝撃の事実

老化するのだったら、若いうちに卵子を凍結すれば時間は止まる

老化は止まる。

 

それが”卵子凍結”に走る理由。

すでに全国で1005人。

想像以上に多くの人が卵子凍結をしている事実に驚きです。

 

不妊治療をしている人だったら、

そのリスクや費用はある程度予測はつくでしょうけれど

未婚で、「いつかは生みたい」「でも今は仕事に打ち込みたい」「現在パートナーはいない」

という方にとっては、希望に満ち溢れた福音でしかないと思われるのも無理はありません。

番組ではリスクは?費用は?成功率は?ということについてざっくりと説明されていました。

 

でも、ほんとに”ざっくりとだな”ということが気になりました。

 

”採卵”は凍結をするために必要な医療行為。

そこには

・排卵誘発剤を使うことによる薬の副作用

・多数の卵を育てることによる卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスク

・採卵による卵巣出血

・採卵時の麻酔による副作用  

など、からだには相当な負担がかかります。

 

費用は、採卵費 プラス 採卵した個数によって変わってくる凍結費がかかります。

そしてまた凍結は、年間ですので更新にはまた費用が加算されます。

(※クリニックによって設定は違います)

 

番組の中で、凍結をされた方が

”卵子を凍結しておいて必要な時期が来たら解凍すれば子どもが生まれる”

とおっしゃっていて、 

凍結さえしておけば子どもを持つことが約束されるというニュアンスを感じてしまいました。

卵子を凍結してからはそのあとは、通常の体外受精や顕微授精が行われます。

妊娠するかどうかは定かでなく、30代で20%~30%、45歳以上でしたら0.8%の妊娠率であることは変わりません。

TVでは、中塚先生が

「凍結卵子は解凍する際に、駄目になるリスクもあるので

通常の体外受精の妊娠率より低くなります」 とおっしゃってました。

 

そして母体は、確実に年を取っているのですから

妊娠継続には困難である状況には変わりなく

出産は高齢出産になりますし、そこにはさまざまなリスクが伴います。

 

それでも

「保険」や「お守り」と考えて、今は凍結しておく

というお気持ちも十分わかります。

何もしないよりは、出来ることをしておきたいものですから。

 

その出来ることの先にはどんな流れが想定されるのかなど

その後に発生してくる問題にも、思いを巡らせておいていただきたいと思うのです。

「え~!!そこまで考えるの?」と思われるかも知れません。

でも、「卵子凍結」はそこまで考える必要のあることだと思います。

たくさんたくさん、考えましょう。

考えてから決めても遅くはないと思います。

 

 

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