作家の伊藤比呂美さんが、親の介護について
書かれている記事を読みました。
「介護は親との関係を見つめ直す機会にもなって
人生でもよかったことの一つ。
でもそう思えるのは、やり過ぎなかったから」
「出来るだけのことはやったけど、どこかに
『もう少しできた』と後悔をもつことで、謙虚でいられた。
自分が食われないですんだ」
私が治療をやめた時の心境と
少し似たところがあるような気がしました。
私は、「まだ大丈夫。次の治療はいつから始める?」
と先生から言われているうちにやめたかったのです。
「もう少しできた」かもしれないけど、
自分が食われる寸前で、次のことを考える力を出すために
終わりにした。
そんな感じ。
40歳で終結にしたので、
40歳って早くないですか?
といわれることが多くて、そんなときに上記のように答えてます。
もちろん、『やりきった感』を求めて
続ける人がいてもいい。
そういう人は、私が辞めた時の気持ちに疑問を持つかもしれません。
でも、それもあり。
生き方にも多様性があっていい。
治療の終わり方に多様性があっていい。
家族のカタチにも多様性があっていい。
人は、みんな違うのですから。