漢字フォーカシング | 【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

【福岡】カウンセリングルーム with(妊活・不妊/心理)

公認心理師。
不妊治療を体験し、
その気持ちを心理療法を使って整理する大切さを感じました。
妊活・不妊カウンセリング/心理カウンセリングのどちらの相談にも対応しているカウンセリングルームを営んでいます。

カウンセラーは日々勉強が必要です。


9月からは、2週間に1回の

フォーカシング研修会に出ています。


先日行った回で初めて「漢字フォーカシング」を体験しました。


私は、フォーカサー(クライエント役)として

20分間の個人セッションをしていただいたのですが

通常のセッションでは、ことばで身体に感じたことを表しますが

(フォーカシングでは、これをハンドルネームを付けるといいます)

ことばではなく、感じていること全体を漢字一文字で表す

ということをやったのです。



フォーカシングの良さは、自分が抱えている問題について

詳細を説明する必要がないということもあります。

それについて、考えるときに

自分の中にどんな気持ちがわきあがって

自分の身体がどんな反応をしているのか

それをゆっくり感じ取ることを 

リスナー(カウンセラー役)と進めていき

その過程=プロセスで

問題がシフトしていくのです。


今回私も取扱いたい問題についてはなんの説明もせずに

そのことを考えると自分の中にどんな気持ちがわいてくるか、から

説明していきました。


(1)そのことを考えると、緊張して、背筋をぴんと正さないといけない気持ちになる


(2)そう感じると次の瞬間、それからしり込みしたくなる自分がいる。背を丸めてしまうような感じ


(3)そうなると次に、もっと緊張が高まって、ドキドキが始まる。

   それは(1)の緊張とはまたちがうドキドキ感


(4)それが高まってくると、ちゃんとしなきゃってどやしつけたくなるような自分がいる。


4つの気持ちがあること。

まずはそれをじっくり眺めて

その4つがあるんだな~と受け止めます。


そして、どれについてもっと深めていくか(フォーカスしていくか)と考えます。


私は(2)の感覚についてでした。

もうその時には一つの漢字が浮かんでいました。


「逃」


その漢字を自分の感じている感覚にピッタリか

時間をとって感じていきます。


(う~ん、ちょっと違う)


「避」 だ!!


そして、紙に書いてみます。

書いたものと自分の感覚ももう一度ピッタリか

感じていきます。


そうすると、不思議です。

漢字が漢字1字に見えずに

絵のように感じられてきて、そして動きさえ感じていきます。


私には、シンニョウ が 人のカタチに見えてきて

はらいの部分が、ずーっと後ろまで行っている気がしたのです。


それを、感じたままにリスナーに対して

言葉にしていきます。


「ここにいる人が、先に向かって走っていて

でもはらいは、後ろへず~っと続いていて

私は、先走っている人ではなくて、この後ろのはらいの後ろを握っている感じ」


口に出しながら、自分の言葉に気づいていきます


「あ~先走り過ぎているんだ。だから私ついていってないんだ」


紙には、最初に思い浮かんだ「逃」という字も書いてみました。

見比べているうちに、一気にプロセスが進んでいきます。


今は私は「避けたいんだ」、

自分の準備が整っていないから、先走ってる気がして

でも、「逃げたくはない」から「逃」の字の方ではなく

「避」の方だったんだ。

そして、端っこでしっかりつかんではいる。

自分の準備を整えてから取り組めばいいのかな。


うんうん、うんうん・・・・


ここまででだいたい20分。

今はこんな気づきがあることを受けとめて

セッションは終了しました。



その後、先生から

漢字を辞書でひいたりすると

新たな意味に気が付いたり

そのことから、また気づきが広がったりするので

辞書を横に置いて、セッションするなどしたほうがいいですよ。


と言われたので、帰宅後、辞書を引いてみました。


「避」 難をよける


えっ、えっ、 そのことは ”難” だったりするの?????

で、よけたほうがいいの?????


難 かぁ~。 

そういわれてみれば、そのことがもたらす弊害もある気がするな~




あらたにプロセスが進んでいきます。


漢字フォーカシング って面白い ニコニコ