カウンセラーは日々勉強が必要です。
9月からは、2週間に1回の
フォーカシング研修会に出ています。
先日行った回で初めて「漢字フォーカシング」を体験しました。
私は、フォーカサー(クライエント役)として
20分間の個人セッションをしていただいたのですが
通常のセッションでは、ことばで身体に感じたことを表しますが
(フォーカシングでは、これをハンドルネームを付けるといいます)
ことばではなく、感じていること全体を漢字一文字で表す
ということをやったのです。
フォーカシングの良さは、自分が抱えている問題について
詳細を説明する必要がないということもあります。
それについて、考えるときに
自分の中にどんな気持ちがわきあがって
自分の身体がどんな反応をしているのか
それをゆっくり感じ取ることを
リスナー(カウンセラー役)と進めていき
その過程=プロセスで
問題がシフトしていくのです。
今回私も取扱いたい問題についてはなんの説明もせずに
そのことを考えると自分の中にどんな気持ちがわいてくるか、から
説明していきました。
(1)そのことを考えると、緊張して、背筋をぴんと正さないといけない気持ちになる
(2)そう感じると次の瞬間、それからしり込みしたくなる自分がいる。背を丸めてしまうような感じ
(3)そうなると次に、もっと緊張が高まって、ドキドキが始まる。
それは(1)の緊張とはまたちがうドキドキ感
(4)それが高まってくると、ちゃんとしなきゃってどやしつけたくなるような自分がいる。
4つの気持ちがあること。
まずはそれをじっくり眺めて
その4つがあるんだな~と受け止めます。
そして、どれについてもっと深めていくか(フォーカスしていくか)と考えます。
私は(2)の感覚についてでした。
もうその時には一つの漢字が浮かんでいました。
「逃」
その漢字を自分の感じている感覚にピッタリか
時間をとって感じていきます。
(う~ん、ちょっと違う)
「避」 だ!!
そして、紙に書いてみます。
書いたものと自分の感覚ももう一度ピッタリか
感じていきます。
そうすると、不思議です。
漢字が漢字1字に見えずに
絵のように感じられてきて、そして動きさえ感じていきます。
私には、シンニョウ が 人のカタチに見えてきて
はらいの部分が、ずーっと後ろまで行っている気がしたのです。
それを、感じたままにリスナーに対して
言葉にしていきます。
「ここにいる人が、先に向かって走っていて
でもはらいは、後ろへず~っと続いていて
私は、先走っている人ではなくて、この後ろのはらいの後ろを握っている感じ」
口に出しながら、自分の言葉に気づいていきます
「あ~先走り過ぎているんだ。だから私ついていってないんだ」
紙には、最初に思い浮かんだ「逃」という字も書いてみました。
見比べているうちに、一気にプロセスが進んでいきます。
今は私は「避けたいんだ」、
自分の準備が整っていないから、先走ってる気がして
でも、「逃げたくはない」から「逃」の字の方ではなく
「避」の方だったんだ。
そして、端っこでしっかりつかんではいる。
自分の準備を整えてから取り組めばいいのかな。
うんうん、うんうん・・・・
ここまででだいたい20分。
今はこんな気づきがあることを受けとめて
セッションは終了しました。
その後、先生から
漢字を辞書でひいたりすると
新たな意味に気が付いたり
そのことから、また気づきが広がったりするので
辞書を横に置いて、セッションするなどしたほうがいいですよ。
と言われたので、帰宅後、辞書を引いてみました。
「避」 難をよける
えっ、えっ、 そのことは ”難” だったりするの?????
で、よけたほうがいいの?????
難 かぁ~。
そういわれてみれば、そのことがもたらす弊害もある気がするな~
あらたにプロセスが進んでいきます。
漢字フォーカシング って面白い ![]()