てち目線

 

……………

 

 

「とりあえず今日はこれで終わりだから、各自気を付けて帰宅するようにー

あ、あと部活見学は今日からできるから、興味あるやつは見に行けよー。」

 

 

つっちーがそう声をかけると、部活見学をする人と家に帰る人で分かれて、それぞれが行動し始めた。

 

 

そんな中、私たちは集まって話していた。

 

 

「いやー、まさか理佐とねるが同じ中学校だったなんて! 知らなかったよ~」

 

 

「実はそうなの! だから理佐がすぐサボることも知ってるんだよーw」

 

 

「うん、だから私もねるが天然で抜けてるってことも知ってるんだよ。」

 

 

「違うもん! 天然じゃないよー! めっちゃしっかりしてるよ!」

 

 

必死に弁解するねる。 可愛いなぁ、と思いつつ

2人のやり取りを遠くから見ているような気分になった。

 

 

「あー! てちー!その顔は信じてないでしょ!? 全くー!」

 

 

「あ、いや、仲いいなーって思って。ちょっと羨ましいな…w」

 

 

「何言ってるのよ、てちも仲良しでしょ?」

 

 

そう言って不思議そうに首をかしげる理佐

 

 

「そうだよ、私たちに遠慮することなんてないでしょ?」

 

 

さも当然のように言うねる

 

 

「…うんっ! ありがとうっ!」

 

 

そう言いながら私は理佐とねるを抱き寄せた。

 

 

「うわっ」 「えぇ!?」

 

 

「2人とも大好きだよ~!」

 

 

すると、理佐は呆れたような顔で

ねるは嬉しそうに笑いながら

 

 

「「てちは甘えん坊だね。w」」

 

 

そう口をそろえて、言ったのだった。