てち目線


……………


「部員3人なんですか!?」



色々聞きたいことがあったが、まずはそれだろう。



「そうなの〜、だから今年新入部員が入らなきゃ廃部なの…」



だから私たちが来たとき、あんなに喜んでたんだ…



「しかも私はマネージャーだから、試合に参加できる人があと3人必要なの。 あ、ちなみにもう1人の部員は今泉佑唯っていう小さい子だよ。」



菅井さんが横から顔を出す



「そっか、菅井さんはマネージャーですもんね…   ずーみんちゃんのことですか?」



「そうそう! あ、もしかしてさっき会った? なんか、『今日は理佐が来るのー!』って言って飛び出して行ったんだけど…w」



元々理佐は今日行くって約束してたのかな。
ドアを開けた時の対応といい…その可能性の方が高いかも?



「そうですそうです。 さっき会いました! その、理佐って子とてちと3人で来てたんですよ!」



「理佐も来てるんだ! てち…って言うのは、もう1人の子かな? 」



急に呼ばれたのでびっくりした。



「あ、はい! そうです! 私、平手友梨奈っていいます! 理佐とねるからは、てちって呼ばれてます!」



「ふむふむ、よろしくね! そして、ずーみんのことを知ってたのが、ねるちゃん?」



「はい! 長濱ねると申します。 いちおマネージャー志望です…すみません。 あと、理佐のこと知ってるんですか??」



「そっかそっか! 全然大丈夫だよ! むしろ、理佐も含めて3人も新入部員が入ってくれるなんて! 嬉しいよ! ねぇ!あかねん!」



「そうだよ! あ、ちなみに理佐はずーみんが大好きだから、よく遊びに来てたのよw」



「ずーみんも理佐のこと好きだから、くっついちゃえばいいのにね〜」



「…」



女の子同士で好き…!? そんなことが身近にあるとは…なんかすごいなぁ! でも、私もさっきねるにドキドキしてた…かも。



一方ねるは



理佐も女の子が好きだったんだ!てちに会った時からずっとてちが気になる…そういうの私だけかと思ってた… これからは理佐に相談しようかな?



「まぁ、とりあえずずーみんと理佐を呼びに行こっか。w」



キャプテンの守屋さんが声をかけ、体育倉庫兼バスケ部部室をあとにした。