志田愛佳目線



……………



「もなー! 」



なんだか声が聞こえる。



空耳だと信じよう… まだ寝とこっと…



「もーなー!」



「やだ! まだ寝とく!」


「今日は入学式やろ!」




「んもう…」




無理やり体を起こしてみるとプンスカと怒った私の幼馴染み、小池美波がいた。




「やっと起きたん! 全くー!」




「なんでみーがここにいるの…」



「小学生の時からずっとそうやん! いつも起こしに来とったやろ!」



そうだった、いつも私はみーに起こしてもらってたんだったw




「ほら! ご飯作ってるから食べといて! うちは学校の準備するからー!」




私の父は単身赴任で、母は朝早くから仕事に行っているので、みーが色んなことをしてくれてる。



「みーちゃん、まなかをよろしくね〜」



うちの母もそんなことを言っていた。w



つか、小学生に自分の子どもを任せるってどーゆーことだよ、やばいじゃんw



とかなんとか思ってぼーっとしてたら



「もな! 早く! 食べて!」



そう言われたので、大人しく美味しそうなスクランブルエッグとパンを頬張ることにした。



……………



私が食事を終えると、いつの間にか私のセーラー服をみーが背負っていた。



「ほら! あとは着替えるだけよ〜!手伝ってあげるから! 」



「さ、流石にそれは恥ずかしい…w 1人で着替えるよ」



「そ、そうやな。 ごめんごめん 部屋出とくから、はよしいやー」


5分後


「もなー! 着替えたー? って寝てるやん! もうっ!仕方ないなぁ…」



ゴソゴソ




「もな! 起き! 行くでー!」



んー…また寝てた…w



「ごめん、寝ちゃった。ってあれ? 私着替えたっけ?」



「(゚o゚;;ギク! え、ええよ!ね、寝る前に着替えてたんやろっ そんなことより急がなー!」




妙に焦ってるみーを不思議に思いつつ




私たちは、家を飛び出して学校に向かった。