もな目線
……………
どうやら私たちが玄関でゆっくりしている間に
いつの間にか結構時間が過ぎてたようで
私たちが教室に着いた頃には、もう皆集まっていた。
私たちは急いで自分たちの席を探した。
すると、
「ねるー、肩貸して〜、寝る〜」
「んもう、理佐は… 私も寝よっとw」
そんな声が聞こえてきたので
もうすぐ入学式じゃん、と思いながらそちらの方を向くと
とても綺麗な子が2人でお互いの肩にもたれながら寝ていた。
「可愛い…」
「ん、もなどうしたん? ってほんまやな、べっぴんさんや」
「あの子たちとも話してみたいね〜」
「そうやなぁ、まずは名前を聞くとこからやな! あ、うちらの席ここちゃう?」
「ここだね…ってことはみーの後ろじゃん! めっちゃ嬉しい〜!」
はしゃいでみーに抱きついた。
「おぉぉ、もなかわええなぁ…よしよし」
頭を撫でられて恥ずかしくなったので、さっとみーから離れた。
「あ〜、残念。 もっともなを愛でたかったわぁw」
ニヤニヤしながらみーが小腹をつついてくる。
「ねぇ、もうほんと恥ずかしいからやめようよ〜w」
そんなことを話していたら、チャイムが鳴って先生が入ってきた。
「みんな揃ってるか〜? ん、1人いないな…まぁいいか。 」
先生が周りを見渡した。
「おれは土田、このクラスの担任だ。 1年間よろしくな〜。 よし、とりあえずすぐ入学式が始まるから体育館行くぞ〜」
流れるように土田先生は指示を出した。
生徒達が廊下へと出ていく。
「もな、うちらも行こっか。」
「そうだね。 担任は土田先生か…つっちーだねw」
「わかりやすい、ええあだ名やなぁw」
そしたら、どうやら先生に聞こえていたようで
「そこ! つっちーって呼ぶなぁ!w」
と言われてしまったので
「はぁい、ごめんなさーい、つっちー先生〜」
みーがふざけたように返事した。
するとつっちーからため息が聞こえてきたので
みーと顔を見合わせて、大笑いした。
そんなこんなで私たちは、体育館へと向かっていった。