もな目線
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入学式は偉い人のあいさつや歓迎の言葉、祝電などのつまらないものばかりだったので
私はいつの間にか寝ていた。
「もな…! もな! そろそろ終わるで! 起きやな知らんで〜! ほら、起き!」
だんだんみーの声が大きくなって
私は目を覚ました。
「ん〜…みー、おはよう」
「もな、寝顔が可愛いからええんやけど、式は起きとかなあかんよ〜」
「え、寝顔見たの!? ダメだって! 絶対可愛くないよー」
羞恥心から、さっきまで寝ていた頭は一気に冴えた
「顔赤いなぁw 寝顔、写真撮りたかったわ〜」
「も〜! ほんと恥ずかしいんだけど!」
「はいはいw」
最後に式の終了が告げられ、私たちは体育館を出るように促された。
「自由に戻っていいみたいだし、早く教室に戻ろうよ〜」
「あ、あの子寝てるわ。 起こさんでええんかなぁ?」
そう言ってみーが見ていたのは、教室でも寝ていた、ショートカットの綺麗な子だった。
もう1人の髪の長い子は〜、と探してみると
ちょうど体育館を出ていく姿が目に入った。
「ん〜、まぁ先生が起こしてくれるんじゃない? 」
「そうかなぁ、うーん…」
渋々といった顔でみーが頷いた。
私たちは、寝ている少女を横目に教室へと戻った。
体育館への移動中や式の間で打ち解けたのか
教室は、最初より賑やかになっていた。
「おぉ…一気にみんな話し始めたねーw」
「そうやなぁ、うちらもしゃべりたいなぁ」
少し寂しそうにみーが呟いた。
「じゃあさ、あの可愛い子のところ行こーよ!」
そう言って私は長い髪の少女の元へと駆け寄った。
「こんにちは、あなたの名前を教えてくれる?」
急に話しかけたので、驚かせてしまったかなーと思っていたけど
「え、あ、こんにちは〜。 長濱ねるっていいますー!」
元気に返事をしてくれたので安心したw
続
……………
ごめんなさい、普通に下書き持って帰ってましたw